平昌除外のロシア…プルシェンコ、ソトニコワの五輪金メダリストが「五輪出場」の訴え

 平昌五輪のロシア選手団派遣禁止を受け、フィギュアスケートのロシアの男女金メダリストから「出場すべき」と個人での参戦を望む声が上がっている。米スケート専門メディア「icenetwork」が公式ツイッターで伝えている。

 06年トリノの男子シングル、14年ソチの団体で2つの金メダルを獲得したエフゲニー・プルシェンコは「この国のアスリートたちはオリンピックに行くべきだと私は信じている。多くにとってこのオリンピックが出演する最後の機会になるかもしれないからだ」とインスタグラムに投稿したことを紹介。年齢的に最後のチャンスになるかもしれない選手もおり、出場を訴えている。

 14年ソチの女子シングルで金メダルを獲得したアデリナ・ソトニコワは「この国のアスリートたちは出場して証明すべきであって、怖がられるべきではない! 出場して国旗の下で競おう、私たちの国のために」とインスタグラムに投稿したことを伝えた。自分たちの能力を母国のために証明し、戦うべきだとの想いを発信している。

 国際オリンピック委員会(IOC)は国を挙げたドーピング問題の可能性が取りざたされたロシアについて参加禁止処分を課した。個別の選手に関しては、厳格な条件下での出場を認めると発表。フィギュアスケートの金メダル大本命のエフゲニア・メドベージェワは、出場について「時期尚早」と明言を避けるなど、揺れていた。

プルシェンコ「来たる五輪へ静かに準備でき、彼らの夢へ向けて進む日となることを信じる」

 しかし、かつて五輪の舞台で金メダルを獲得したフィギュアの男女金メダリストは「出場すべき」との思いを後輩たちに届けている。

 プルシェンコは投稿でこうもつづっていた。

「私はこの日がドーピング騒動を終わらせ、この国の選手たちが来たるオリンピックへ静かに準備でき、彼らの第一の夢へ向けて進む日となることを信じています」

 出場を目指していた多くの選手にとっては衝撃が走ったことは想像に難くない。それだけに、ロシアの皇帝は選手たちを思いやっていた。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

エフゲニー・プルシェンコ【写真:Getty Images】