中国メディア・今日頭条は5日、改革開放スタートから間もなく40年を迎える中国が今もなお日本から学ぶ必要がある理由について説明する記事を掲載した。

 記事は「わが国は改革開放以来、多くの国から学んできた。まずはユーゴスラビアに学び、それからシンガポールに学んだ。そして今は米国に学んでいる。米国からは朽ちている社会制度や行政構造を除くあらゆる事柄を学んでいる。社会年金から高速道路の料金徴収、テレビ番組のスタイル、警察官の制服の色、さらには空母のデッキでパイロットと連絡を取る隊員のジェスチャーまでだ」とした。

 そのうえで「ただ何と言っても米国は西洋であり、自然環境や国情が中国とあまりに違い過ぎる。そうなれば、わが国が最も学ぶに値する国は海を隔てた隣国の日本ということになる。日本とは地理的にも文化的にも近い。使う文字も似通っている」と論じている。

 一方で、「日本は中国と非常に似ているが、日本は『よりすぐり』版の中国であり、50年あるいは100年先の中国なのである」とし、日本が中国にとって学ぶべきお手本や鏡のような存在であると指摘。「特に日本から学ぶべきは、人としての在り方だ。日本人は礼儀を重んじ、公共の場で騒ぎ立てることも少ない。衛生を重んじ、試合を見終わった観客は周囲のゴミを片付けて帰る。数年前の大地震では、救援物資を受け取る人がしっかりと列を作って並んでいた。そして最も学ぶに値するのは、日本人の仕事に対するプロ意識なのだ」と伝えた。

 何を学ぶか、どうやって学ぶかというのは時代の流れや社会の変化、さらには関係の変化によってその都度異なってくる。その一方で、いつの時代においても変わったり忘れたりしてはならないのは、他人やよその国から謙虚かつ真摯に学び取ろうとする精神ではないだろうか。飽くなき学びの精神が、弱いものを強くし、強い者をより強くさせる原動力になるのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
改革開放から40年、大きく発展した中国がそれでもなお日本に学ぶべき理由はどこにある?=中国メディア