【ニューヨーク時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは7日、芸術作品として史上最高の4億5030万ドル(約505億円)で落札されたレオナルド・ダビンチ作のキリスト肖像画「サルバトール・ムンディ」(救世主)について、本当の買い手はサウジアラビアの実力者ムハンマド皇太子だったと報じた。

 米紙ニューヨーク・タイムズは6日、落札者はサウジのバデル王子と報じていたが、ジャーナル紙は米情報機関やこの落札に詳しい美術関係者の話として、この王子の名前は実際の買い手を伏せておくためのダミーだったと指摘した。米情報機関は、大掛かりな王族内の汚職摘発などに動いているムハンマド皇太子の動向を注視しているという。