若い年代は、フェイスブックよりもインスタグラムやスナップチャットなどのコミュニケーションツールを好む傾向があるといわれる。その理由の一つとして、「自分のプライベートを人に覗かれたくない」ことが挙げられるようだ。今回は、フェイスブックの「いいね」が遠因で、悲惨なに遭った女性を紹介しよう。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/12/post_15364_entry.html


■妻のフェイスブックに妬む夫が家庭内暴力

 11月29日付の英「The Daily Mail」によると、南・パラグアイに暮らす21歳の女性オルティゴザさんは、32歳の夫・ガリアーノから日常的に酷い家庭内暴力を受けていた。ある日、通報を受けた現地警察夫婦に駆けつけると、オルティゴザさんの顔と身体は変形し、鼻中隔と唇の再建手術を受ける必要があるほどの暴力を受けた後だった。嫉妬深い夫は、彼女フェイスブックページかが「いいね」する度に、彼女を殴りつけていたのだという。

ガリアーノはオルティゴザさんのフェイスブックを自分で管理し、“いいね”がつく度に、彼女がその人たちと関係を築いていると非難し、殴ったり蹴ったりしていました。ガリアーノは、オルティゴザさんが悲鳴をあげないように口に布を突っ込んで殴っていたので、彼女を失うことはありませんでしたが、口内はもう滅な状態でした。」(オルティゴザさんの弁護士マルティネス氏)

 友人たちは、彼らがオルティゴザさんのフェイスブックに反応する度に残酷に殴られていることをまったく知らなかった。


悪魔のような夫、ガリアーノ

 パラグアイの農村部には、今もマチスモ(男性優位思想)やマリアニスモ女性は夫や長に従順であるべしという考え方)が根強く残っており、家庭内暴力の発覚が遅れる一因になっているとの摘もある。

 しかし今回、あまりにも残息子暴力を見かねたガリアーノの父親がついに警察通報。結果、ガリアーノは逮捕され、女性への重大な暴行と自由の剥奪などの罪によって、最大30年の刑罰を科される可性がある。ちなみにガリアーノは、たとえ友人女性からの“いいね”でも妻を殴っていたようだ。

 この事件にせめてもの救いがあるとすれば、ガリアーノの父親が何とか正気を保っており、自らの息子警察に差し出したという点かもしれない。オルティゴザさんは、若くて可らしい女性だ。勇気を持って新しい人生に踏み出し、幸せになってもらいたいものだ。
(文=三橋ココ

イメージ画像:Thinkstockより引用

イメージ画像:Thinkstock