鹿児島の代表グルメといえば黒豚。同じく鹿児島を代表する幕末維新の偉人といえばせごどんこと西郷さんこと西郷隆盛。そしてせごどんの大好物といえば、やっぱり黒豚! その黒豚を使った料理の中でも『とんこつ』をこよなく愛していたことが、現代に伝わっています。

食べ物にまつわる逸話が多いせごどん。肥満も食べ過ぎが一因とか。

薩摩で「とんこつ」といえば

とんこつ」といってもとんこつラーメンとは関係なく、付き豚肉を使った煮のような郷土料理のこと。西郷に今もり継がれる話によると、せごどん自ら台所に立ち、この料理を作るほど好きだったそうです。あの大きな体でいそいそと料理する様、幕末女子にはギャップ萌え? 来年のNHK大河ドラマ西郷どん』は従来にはなかった人物像を描くそうなので、もしかしたらこんな台所シーンもあるかも?

せごどんが豚肉を好んだのは、一時期、薩摩から流しにされ、奄美大島で暮らしたことも関係しているでしょう。一説に、黒豚琉球王国からが移入したことが始まりで、奄美大島経由で薩摩本土へ渡来。薩摩では江戸時代にはしく、較的い時期からを食べていましたが、ではより食が浸透していたので、奄美でそのおいしさに魅せられたとも考えられます。

そんなせごどんが愛しとんこつを味わえるのが、かつて武屋敷が建ち並んでいた鹿児島市東千石町にある薩摩郷土料理の『文館愛人本店』です。ちなみに店名はせごどんの座右の銘「敬愛人」から。名物の六黒豚とんこつは、焼いて脂を落とした豚肉焼酎黒砂糖味噌を加えてコトコト煮込んだ、鹿児島の名物をぎゅっと凝縮したような逸品! 相性バツグンの焼酎をやりながら、とんこつを心ゆくまで楽しめば、せごどんをぐっと身近に感じられそう。

ボクらの維新通信社2018】(東京ウォーカー

鹿児島『天文館吾愛人本店』の六白黒豚のとんこつ。880円。