今年11月末、ブラック企業大賞のノミネート企業として9社が発表された。NHKやパナソニック、ゼリア新薬といった誰もが知っている有名企業が名を連ねており、今やブラックじゃない企業を探す方が大変なのかもしれない。

そんな状態なので、新卒で入社した企業がブラックだった、ということは十分ありえる話だ。ガールズちゃんねるには12月10日、「新卒でブラック企業に入社した方」というスレッドが立った。スレ主は、入社後半年経ってブラックな部分が発覚し絶望している。

「せめて三年は勤めたいと思っていましたが三年も勤められる気がしません。しかし今やめても新卒として見てもらないし仕事が見つかる気はしない、次の会社もブラックだったら…と色々考えてしまいます。新卒切符を無駄にしたことをすごく後悔しています」

と心境を吐露した。

5時半に出勤し、帰宅は夜の12時 トイレも行かせてもらえない

早く帰りたい……。

スレ主が勤務する企業がブラックだと思う理由は以下の通りだ。

・長期間勤務している人がおらず2~3年目の社員が業務をリードするが、態度が大きくやりたい放題
・席が近い人同士で悪口を言い合う、文句を紙に書いて文通し合う
・自分の担当外の業務をやらされ、自分の仕事ができない
・14連勤、朝4時出社させられる。繁忙期の残業は100時間を超える

たしかにこれはひどい。正真正銘のブラック企業だ。残業100時間は過労死ラインを完全に超えており、これでは身体を壊しかねない。

しかし、似たような経験をしている人は多いようだ。スレッドでは、新卒でブラック企業に入社してしまった人のエピソードが続々と寄せられた。その一部を紹介する。

「1日18時間労働、暴言も言われるし飲み会は一気を強要してくるし精神的にも肉体的にも限界で過呼吸に」
「5時半出勤12時帰宅トイレ朝から夜までいかせてもらえない飲み物もお昼に8人でこっぷ一杯のお茶一回しか飲んじゃいけないこんな会社があるんですよー」

労基法などどこ吹く風と言わんばかりの酷さだ。ほかにも、「休憩はご飯食べるだけ。サービス残業(5時間)月の休みが5回」「1日12時間も働かされて、残業代も無くて」という人もいた。

転職して事態が好転した人も

このような労働環境に身を置けば心も体もボロボロになる。「人間関係が酷くて、いつも泣きながら仕事に行ってたけど、最終的に家から出られなくなって心療内科行きに」という人もいる。一刻も早く辞めることが必要だ。

どんなに辛い職場環境でも3年は在職しようと考える人は多い。すぐに退職すると職歴に傷がつき、その後の就職が困難になることを懸念するためだ。しかし自分を守れるのは自分だけだ。心身を壊しても会社は何もしてはくれない。辛いなら今すぐに辞めるべきというアドバイスが多く寄せられている。

スレッドでは新卒でブラック企業に入社後数か月で退職した人は、転職後の様子について次のように書いている。

「転職3か月間くらい?続けて自分の働きたいと思えるとこに採用してもらえたよ!!で今はやりたい仕事できて、ある程度嫌なことあっても我慢できてる」

もちろん、焦って転職して次もまたブラック企業だった、という事態もあるかも知れないが、状況が改善される可能性も大いにある。「3年以内に辞めたら経歴に傷がつく」などと思わず、柔軟に考えていきたい。