スペイン代表がFIFA国際サッカー連盟)から、FIFAワールドカップ ロシア 2018への出場権をはく奪される可性が浮上した。スペインエルパイス』が15日に報じた。

 問題は政府による協会への干渉にあるようだ。「W杯参加が重大なリスクにさらされている」と報じた同によると、スペインの政府機関である高等スポーツ委員会がスペインサッカー連盟(RFEF)に会長選挙を要FIFAはこれが政治による干渉に当たるとし、FIFA加盟としての資格を停止する恐れがあるとRFEFに警告文を送付したという。加盟資格を失えば、FIFA催の大会であるワールドカップには出場できなくなる。FIFAは規則第13条で、「全ての協会・連盟はその活動を独立して行わなければならず、第三者の関与を受けないことを保しなければならない」と規定している。

 会長選挙が要されている理由は、アンヘルマリアビジャール会長が汚職の容疑で逮捕されており、席となっているため。ビジャール氏は今年5月会長選を制し、1988年から連続8回当選を果たしたが、7月に汚職事件が発覚。現在フアンルイス・ラレア氏が会長職を務めているが、制度的はまだビジャール氏が会長だという。

 同によると、スペインにとってこの警告は初めてのことではないそうだ。2008年にも同様の警告を受け、同年のEURO2008への出場が危ぶまれたが、政府側から提案された選挙日程を遅らせることでこれを回避したという。また、今年11月にはペルーで、同サッカー連盟を国家の管轄下に置く法案を議会に提出され、ペルー代表にも同様の警告が送付された。

スペイン代表のW杯出場が不透明に [写真]=Corbis via Getty Images