[11日 ロイター] - 米国の著名シェフ、マリオ・バターリ氏が11日、複数の女性がセクハラ被害を訴えたとの報道を受け、所有するレストラン会社の日常業務から退いたと明らかにした。また、ABCはバターリ氏が共同司会を務める食品関連のトーク番組を降板するよう申し入れた。

 食品関連のオンライン出版を手掛けるイーター・ニューヨークは、4人の女性が匿名で、バターリ氏に不適切な形で体を触られたと告発したと報じた。

 バターリ氏は代理人を通じて電子メールで声明を送信。「不適切に扱い、傷つけてしまった人々に謝罪する。報じられている人の大半については私に身元を知らされていないが、証言されている行為はほとんど、実際の私の行動と一致している。そのような行為は間違っており、言い訳の余地はない」と述べた。

 その上で「全責任を取る。また、私が与えたあらゆる痛み、屈辱、不快な思いについて、非常に申し訳ない」と述べた。

 バターリ氏は季節のイタリア料理の達人として世界的に知られ、レストラン経営やテレビ出演、料理本執筆など幅広く活動している。

12月11日、シェフのマリオ・バターリ氏(写真)が、複数の女性がセクハラ被害を訴えたとの報道を受け、所有するレストラン会社の日常業務から退いたと明らかにした。またABCは同氏が共同司会を務める食品関連のトーク番組を降板するよう申し入れた。写真は2006年4月、ニューヨークで撮影 - (2017年 ロイター/Brendan McDermid)