14日、Apple公式ウェブサイトのiMac Proのページがアップデートされ、新たに搭載されたT2チップに関する記載が追加されました。T2チップは、iPhone XのFace IDの生体データが保管されることで知られるSecure Enclaveコプロセッサを装備し、システム管理コントローラ、画像信号プロセッサなどの多くのシステム制御装置を統合するため、セキュリティがより強固なものになっているとのことです。

T2チップで使用可能になる様々なセキュリティ設定

iMac Proには、T1チップの後継モデルであるカスタムチップのT2が搭載されています。MacBook Proの2016年モデルに搭載されているT1は、Touch IDやApple Payを使用するのに欠かせない、認証をまかなうカスタムチップです。
 
T2チップにもT1チップと同様、Secure Enclaveコプロセッサが組み込まれていますが、システム管理コントローラ、画像信号プロセッサ、オーディオコントローラ、SSDコントローラなどのシステム制御装置を包括することでセキュリティレベルが大きく上昇したといわれています。
 
Apple公式ウェブサイトのiMac Proのページには以下のように記載されています。

Appleが開発した第2世代のMac用カスタムシリコン、Apple T2チップの登場です。システム管理コントローラ、画像信号プロセッサ、オーディオコントローラ、SSDコントローラなど、ほかのMacシステムに搭載されている様々なコントローラを再設計して統合したこのチップにより、Macが新しい能力を発揮します。例えば、T2の画像信号プロセッサはFaceTime HDカメラと連係し、強化されたトーンマッピング、進化した露出コントロール、顔検出ベースの自動露出機能と自動ホワイトバランス機能を使えるようにします。T2には新しい暗号化されたストレージとセキュアブート機能の基盤となるSecure Enclaveコプロセッサも組み込まれているので、iMac Proのセキュリティが一段と強固なものになります。あなたのSSD上のデータは、SSDのパフォーマンスに影響を与えない専用のAESハードウェアを使って暗号化されます。この時にIntel Xeonプロセッサは使われないため、その処理能力を演算タスクに集中させることができます。さらにセキュアブートが、最下位レベルのソフトウェアが改ざんされるのを防ぎ、起動時にはAppleが信頼するオペレーティングシステムのソフトウェアのみが読み込まれるようにします。

imac pro

Apple


T2チップで可能となるセキュリティ設定として、「起動時のセキュリティユーティリティ」があげられます。本体外のハードディスクやCDからコンピュータが起動されるとき、ファームウェアパスワードを設定できるというものです。
 
AppleはT2チップの全貌をまだ明らかにしていませんが、今後さらなる機能が発表されることを期待しましょう。
 
 
Source:Apple via AppleInsider
(lexi)
iMac ProのT2チップ、多くのシステム制御装置を包括 セキュリティレベルが上昇