トラウト&シモンズにキンズラーも加入、心強いセンターラインに

 日本ハムは15日、ポスティングシステム(入札制度)により、大谷翔平投手とエンゼルスの契約が成立したと発表した。メジャー移籍がいよいよ正式決定し、あとは来春のキャンプイン、そしてシーズン開幕を待つばかり。二刀流右腕を獲得したエンゼルスはさらなる補強を進めており、タイガースからイアン・キンズラー内野手を獲得することで合意に達したと、13日(日本時間)に米複数メディアが報じた。

 アルバート・プホルス、マイク・トラウトという2人のスーパースターがチームを牽引するエンゼルス。大谷が登板する際にバックを固めることになる中心選手たちの顔ぶれは、キンズラーが加わったことでさらに力強くなった。MLB公式サイトが名手3人のファインプレー集を公開し、話題となっている。

 まずは、26歳にしてMVP受賞2度を誇るトラウト。意外にもゴールドグラブ賞に輝いた経験はないが、2012年にはセイバーメトリクスの専門家たちが守備面での指標や数値を基に投票して選出するフィールディング・バイブル・アワードに輝いた経験を持つ。数々のホームランキャッチ、ダイビングキャッチで球場を沸かせる名手が、大谷にとって心強い存在となることは間違いない。

 メジャーNO1遊撃手と称されるアンドレルトン・シモンズも強力な味方だ。驚異的な守備範囲を誇り、三遊間最深部からでも一塁に矢のようなボールを投げられる強肩は、まさに圧巻。こちらはゴールドグラブ賞3度、フィールディング・バイブル・アワードは今季まで5年連続連続受賞を果たしている。

 そして、近年は守備でも円熟味のあるプレーを見せ、2016年には初のゴールドグラブ賞に輝いたのが、新たな正二塁手となるキンズラー。こちらも2015年にフィールディング・バイブル・アワードに輝いている。レンジャーズ時代には、リードオフマンでありながら2度のシーズン30本塁打&30盗塁を記録。強打の二塁手として活躍してきたが、俊足のため元々守備範囲は広く、2014年にタイガースに移籍してからはディフェンス面での評価も高い。

ファンは期待「確かな年になる」「プレーオフに行くチームになるよ!」

 シモンズとキンズラーが形成する二遊間は鉄壁。トラウトを含めたセンターラインは、大谷にとっても心強い限りだ。MLB公式サイトが「来季エンゼルスはグラブさばきの年になるだろう」と名手揃いであることを強調する文面を添えてツイッターとインスタグラムで公開した3人のファインプレー集には、ファンからの期待の声が寄せられている。

「確かな年になるだろうね」

「こんなにシーズンが待ち遠しいこと今までない。ゴー、ハロス(エンゼルスの愛称)!」

「プレーオフに行くチームになるよ! この言葉を覚えとけ」

「投げろ! 掴め!」

「ゴー、エンゼルス」

 さらに、「(今年の)ゴールドグラブ賞捕手の存在も忘れないで」とマーティン・マルドナード捕手を称える声や、「シモンズはこれまでで最高のショートだけどいつも見落とされている。チームがだめなんだ!」とメジャーNO1遊撃手のこれまでの所属チームの低迷ぶりを嘆く声も。また、「ヤンキースのほうがいい」「ドジャースのほうがいい」といった、他球団ファンのコメントも見られる。

 二刀流右腕獲得で大きな盛り上がりを見せるエンゼルス。期待に応え、快進撃を見せることは出来るだろうか。(Full-Count編集部)

エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平【写真:Getty Images】