「嵐」の櫻井翔が主演のドラマ『先に生まれただけの僕』(毎週土曜 後10:00/日本テレビ系)、今日(2017年12月16日)後10:00からいよいよ最終回だ。

#9では、櫻井翔のダンス&プロポーズシーンがあった。
店員が踊りだし、奥からさっそうと素敵な笑顔で櫻井くんが登場、くるくると回転。
蒼井優演じる真柴先生が、口をポカーンと開けて驚く。
バラの花を持って踊る櫻井くんは、松原(多部未華子)さんの席でひざまづいて、箱をパカっとひらいてダイヤモンドの指輪がキラーン。
「ぼくと結婚してください」
このドラマ、櫻井くんがあまり動き回らなかった。
たいてい座って喋ってるか、立って演説してるかで、問題を解決してしまう。
なので、このダンスシーンは、めずらしくいっぱい櫻井くんが飛んだり回ったり。
櫻井翔ファンにとって大サービスだった。

さて、最終回、どうなるんだろう!?
勝手に予想してみよう。

何しろ問題は山積みである。
松原聡子(多部未華子)から「婚約解消しよう」「さよなら」と別れを告げられた。
加賀谷専務(高嶋政伸)が「校長は辞めて会社にもどれ」と決断を迫られる。
しかも、「それは専務のお嬢さんがうちを志望されているからですか?」と問うと、加賀谷専務は「そうさ。大事な娘をおまえなんかに任せられるか!」とドン!机を叩く。
最終回予告のテロップは「さようなら鳴海校長!」
さらに、柏木事務長(風間杜夫)が「京明館高校を変えようと努力された。私はあなたを尊敬しています」なんて言ってる。
誰もいない教室で鳴海校長が「いい経験させてもらったなー」っていうシーンもあるみたいなので、一度は、校長を辞める決断をするのは確実だろう。
学校を辞めて会社にもどる。
学校が忙しくてすれ違いになっていた婚約者の松原聡子にも、「(校長を辞めるから)やりなおそう」と言える。
理屈で考えれば、そういう決断をすべきだ、という流れになっている。
だが、鳴海校長は「人間力を鍛えよ」「ちゃんとリスクを考えながら、でも夢をあきらめるな」と言ってきた。
そして、京明館高校の校長になり、生徒との交流や、先生との対立を経て、鳴海校長も成長した。
ドラマはそれを描いてきた。
だから、これはさすがに、最後に「やはり学校を辞めない」という決断をしてほしい。するはずだ。
そのためのキーは、実は、抵抗勢力三人組ではないか。
校長に抵抗しながらも、少しずつ変わってきている三人の先生。
オープンキャンパスの授業ではペップトークを使って生き生きとした授業を展開した。
生徒からの質問に素で答えると、みんな興味津々で聞いてくれて「いまの、ありなの?」と考え込む河原崎先生(池田鉄洋)が、#9では描かれた。
抵抗勢力のままだが、少しずつ変わってきている。
しかも、予告編では、郷原先生(荒川良々)が、「もっと酷いのがやってきたらどうするんです。加賀谷専務の息がかかったトンデモナイやつが」と言っている。
これは、鳴海校長が辞める決断をし、辞めることにほぼなるのだが、最後の最後に、抵抗勢力三人組が意外な行動と作戦で、それを阻止しようとする。
それは、失敗に終わるのだが(ドラマ的おやくそくだ)、その意気を感じて、他の人たちが立ち上がる。
「学校は辞めて、松原さんと一緒になるのが一番いい」と言っていた真柴先生も「辞めないでください!」と叫ぶ。
生徒たちがやってきて、「先生、辞めないで」とか、なんとか。
生徒役が300人いるドラマである。ラスト、みんな大集合した画を観せてほしい。
って予想してみましたが、もっと素敵な展開になるはずだ。
最終回、楽しみである。(米光一成)

公式サイト「先に生まれただけの僕」
公式Twitter「先に生まれただけの僕」
見逃した人はhuluで観れるよ。
イラスト/米光一成