「建物全体から炎が上がっていた」「煙がすごかった」。さいたま市大宮区の風俗店が入るビルで17日に起きた火災。目撃者によると、現場は激しく燃え、煙に包まれていた。ビルはJR大宮駅近くの繁華街の一角にあり、周辺は騒然となった。

 近所に住む無職の女性(84)は午後2時すぎ、玄関を出た夫の「火事だ」という声で火災に気付き、家を出ると建物から炎が高く上がっているのが見えた。風が強く、もうもうと流れる煙のため火元のビルより先が見えない状態だったという。ビルは日が暮れる頃まで燃えているのが確認でき、「怖かった」と振り返る。

 付近で買い物をしていて現場付近を通った建設業の男性(43)によると、「ボン」という爆発音が聞こえた後に炎が見え、「煙がすごくて前が見えなかった」。顔が真っ黒になった人が消防士に抱えられていたという。

 近所に住む会社員の男性(40)は、以前にビルの前を通った際、入り口の先に受付カウンターがあり、急な階段や狭い通路が延びているのを見ていた。「通路は細く、1人くらいしか通れないのでは」と話した。 

〔写真説明〕火災が発生した風俗店の入るビル=17日午後、さいたま市大宮区(読者提供)(一部、画像処理をしています)

火災が発生した風俗店の入るビル=17日午後、さいたま市大宮区(読者提供)(一部、画像処理をしています)