自分にとっての当たり前のことでも、他人にとってはそうではないことは往々にしてあることだ。はてな匿名ダイアリーには12月17日「いきなり点火した彼」というエントリがあった。投稿者の女性は交際後初めて彼氏を自室に招いた際、彼の行動に驚くことがあったという。

2人で料理をしようと奮発して購入したステーキ用のを、下味なし、付け合わせも皿も用意しないで彼氏が焼き始めたからだ。投稿者は、

「そういったメイン作業以外のプロセスは彼の頭の中にはいものなのだろうか。びっくりしちゃって、いやいやいきなりお焼けるわけないでしょって言ったら彼は少し不機嫌になった」

と振り返る。

「男は料理に凝りだすとだいたいメンドクセーからそのくらいの方がいい」という

ステーキ食べたい。

彼氏は一人暮らしをしていたので、投稿者はもっとましな行動ができると期待していたのだろう。彼氏の行動にがっかりした投稿者は、「自炊をしない男性は、みんなこのような感じなのか」と疑問を抱き、今後の交際に不安を覚えたという。

これに対して、「男は料理に凝りだすとだいたいメンドクセーからそのくらいのほうがいいって」というもあったが、彼氏の手順はおかしい、という摘が相次いだ。

「そうだね、を常温に戻さずに焼こうとするなんてありえないよね。場は特に皿も暖めておかないとね」
「彼氏、段取り考えてねえな。『買う→焼く→すごくうまい』くらい作業の解像度が低いんだろう」

常温に戻さずが冷たいまま焼くと焼きムラができ、表面は焦げているのに中は生焼けという事態になりかねない。また部位によっては筋切りをしないとが反り返ってしまう。それに付け合わせなしでだけ食べるのも微妙ではある。

ましてや投稿者が初めて彼氏を部屋に入れた日だ。素敵な食事の時間を過ごしたいという期待を寄せたに違いない。彼氏の行動に期待を裏切られたと感じた気持ちは理解できなくもない。

頭ごなしに否定したら彼氏が怒るのも当然 投稿者はその後反

一方で、自分の常識を押し付けてはいけない、といった批判も寄せられている。

「頭ごなしに否定するわ自炊しない男性ってそんなもの?とか書いちゃうわで人を怒らせる才があるのでそのへん自覚した方がいいと思いました」
「いきなり点火したのは彼じゃなくて女です」

彼氏としては、投稿者のためにを焼いて喜ばせようという思いがあったのかもしれないし、の焼き方にこだわりがなかったのかもしれない。段取りの悪さについては、料理をし慣れていなければ仕方がないことだ。

ほかにも「拒絶するよりもお互い納得がいくように上手いこと摺り合わせていくのがいい。そうでなければ共同作業はしないでどちらかが仕切ったほうがいい」というアドバイスも寄せられていた。

数々の批判を受けて投稿者は、次のように追記を載せていた。

「相手なりのやり方食べ方があったかもしれないのにまずは下ごしらえしないと!って内前提が強すぎました。お料理の段取りについては順繰り、都度都度すり合わせてくようにします」

交際して日が浅いなら、様々な違いに戸惑うことも多いだろう。相手の価値観を尊重するおおらかさを持ちたい。