日本は犯罪率が低く、治安の良い国と言われている。中国人から見ると日本では警察官の姿を見かけることが少なく、自転車に乗ってパトロールする姿には驚きを感じるなど、日中で大きな違いがあるようだ。香港メディアの鳳凰網は12月28日、日本は犯罪が少なすぎるため、「日本の警察官は暇で困っている」とする記事を掲載した。

 記事は、中国で人気のあるアニメ「名探偵コナン」では毎回殺人事件が起きているが、日本の日常はそれとまったく異なり、殺人事件の発生率は非常に低いとした。日本の警察官は2017年時点で条例定員でおよそ25万9000人に達すると紹介する一方、東京と米ニューヨークを比較したうえで「東京で発生する殺傷事件の発生率は、ニューヨークでは雷に打たれて死亡するより低い」と主張し、こうした統計から「日本は犯罪が少なすぎて警察官官が暇で困っている」と指摘した。

 また、日本では犯罪が少ないためか、警察官の意識や態度にも他国とは違いが見られると主張し、公務員である日本の警察官は国民の税金を無駄にしないよう地域の人々に役立つよう努め、「年配者が道を渡るのを助けたり、近所の人の自転車の空気を入れてあげることもある」と紹介。そして地域の人びとも警察官に対して敬意を払うものの、「決して警察官は近づきがたい存在ではない」とした。

 さらに、日本のアニメや映画で登場する自転車に乗った警察官について、警察に車やバイクがないからではなく、「地域を見回って治安を守るためであり、犯罪率の低下に繋がっている」と指摘した。

 記事が指摘しているように、中国人からすると日本の警察官の働き方や意識には大きな違いがあるようだ。中国の警察組織は日本と大きく違っているのだが、近づきにくい存在であるのは間違いない。それゆえ自転車に乗って街をパトロールしている日本の警察官は「非常に身近に感じられる」のであろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日本は治安が良すぎるから、「警察は暇で困ってるんじゃないか」=香港