中国メディア・今日頭条は12月31日、中国と日本では正月の迎え方が大きく異なることを紹介する記事を掲載した。記事によれば、飾り物による違いだけでなく、人びとの熱気も日本と中国とではかなり異なるという。

 記事は、中国では旧正月の春節を迎えるにあたり、家の扉の両脇に「対聯」を貼り付けたり、扉に「福」の字を逆さにして貼っ付けたりする風習があると紹介。一方日本ではこのような風習はないとし、門松、しめ縄、鏡餅の3点セットを飾る習慣があると紹介した。

 門松については家の入口に対に飾る点で中国の「対聯」と同じであるとしたうえで、「腐らない松、生命力の強い竹、春を表す梅という縁起のいい3つの木を組み合わせて門松を作る」説明している。年末の設置開始時期は関東と関西など地域によって違いがあるが、大晦日に慌てて設置するのは縁起が悪いと伝えた。

 しめ縄は、神様の住む場所と人の住む場所の境界を示すものであり、家の前に飾ることで去年1年間の邪気や汚れを取り払う意味が込められていると紹介。代々の繁栄を祈るダイダイ、「喜ぶ」を連想されるコンブも一緒に飾られるとしている。

 そして鏡餅については「古代日本で神に祈りを捧げる重要な道具の1つとされた鏡を供えていたものが、時代を経て丸くて大きな餅を供えるようになったもの。置き場所は仏間、廊下、寝室など特にこだわりはない。だた、1月11日には備えた餅を全部食べることになっている」とした。

 記事は「日本の新年は、爆竹の音がなり響くことなく、親類や友人たちと集まるだけ。中国人が考える新年に然るべきムードは全くない。新年はやはり中国のほうが賑やかだ」と結んでいる。

 確かに爆竹を鳴らし花火を盛大に打ち上げる中国の新年に比べると、日本の正月ムードは地味に思えるかもしれない。だからといって日本人が新年を迎える喜びを抱いていない訳でもちろんない。日本のお正月は、奥ゆかしいめでたさなのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
おめでたくない? 日本の新年、中国のように派手に騒ぎまらわらない=中国メディア