新しい年になってから3日。去年は、みなさんにとって良い年だったろうか? あまり良くなかった。いや、むしろ悪かった。そう感じている人は良い年に、そして良かったと感じている人はさらに良い年にしたいはず。この原稿では、去年よりも幸せな気分になれる瞬間を確実に増やしていく方法を紹介したい。

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気のせいにしない姿勢

日常生活でいいことをたくさん見つけられれば、幸せだと思える瞬間は確実に増えていくだろう。そういう日々のガイドブックとなってくれるのが、『いいことが起こりだす幸運のサインの見つけ方』(鈴木香月・著/学研パブリッシング・刊)だ。まず感じたのは、“気のせいにしない”という姿勢の大切さである。

 

たとえば、朝、駅から会社までのバスや電車の乗り継ぎが信じられないほどスムーズだった。そういえば最近会ってないなと思っていたら、その人から電話がかかってきた。あるいは、財布やスマートフォンなど、大切なものをなくした。前から行きたかったおそば屋さんに行ったら、臨時休業だった。

 

どれも、“気のせい”とか“偶然”という言葉で片付けようとすればできることばかりだ。しかし、著者の鈴木香月さんが指摘するのは、こうした出来事にそれ以上の何かを感じようとする姿勢の大切さだ。

 

「あれ?  なんかいつもと違う。気のせいかもしれないけど……」

ふと、そんなふうに感じたできごとは、どんなに些細なことであっても、すべて、モノや動物や植物、周囲の人、そして自分自身を通じて届く“天からのメッセージ”であり、それぞれちゃんと“意味があること”なのです。

『いいことが起こりだす幸運のサインの見つけ方』より引用

 

身の周りで起きることは、ただ起きているのではない。その裏側には、幾層にも折り重なった意味と理由がある。

 

 

シンクロニシティと“何気なく起きているように感じられること”

鈴木さんは言う。

 

“何気なく起きていること”こそ、実はあなたの未来を予見する大切な「サイン」であることも多いのです。

『いいことが起こりだす幸運のサインの見つけ方』より引用

 

シンクロニシティという言葉がある。共時性という訳語があてられている現象で、ごくごく簡単に説明するなら、“偶然による巡り合わせ”という意味になるだろうか。“意味のある偶然”というニュアンスでとらえられることも少なくない。そう考えると、シンクロニシティという現象と、鈴木さんが言う“何気なく起きているように感じられること”はリンクする部分がかなりあると思うのだ。

 

それは、こんな言葉でも説明できる。

 

このように、日本に限らず世界中の至るところで、それもはるか昔から、私たち人間は、「身のまわりに起こるちょっとしたできごとにも、一つひとつ『意味』がある」ということを知っていたのでしょう。そして、こんなできごとから、「いいことが起こるサイン」「悪いことが起こるサイン」を、感じ取る力を持っていました。

『いいことが起こりだす幸運のサインの見つけ方』より引用

 

 

四つの指針

すべてのものごとには起きる理由がある。これを踏まえた上で、鈴木さんは四つの指針を示す。

 

・どんなサインが“どんな時に、どんなかたちで、どんな意味を持って”現れるのか。

・サインを敏感に受け取る、「心のセンサー」の磨き方

・それは不運なサインなのか、幸運の兆しなのか。

・感じたサインをどうとらえて受け入れ、どう対処するのか。

 

いくらサインがもたらされようと、それを感じ取れなければ意味がない。感じ取るためには、日頃からそれにふさわしい意識を養い、高く保っておく必要がある。サインを感じ取ったら、その内容をできる限り理解するべきだ。そして最終段階として、対処の姿勢を決めればよい。

 

いつもの日常が戻ってくるまで、あと少し時間がある。その時間を、いいことが起きるサインを見逃さずそれを最大限に活かし、悪いことが起きるサインを見逃さずに最良の方策を考え出せる自分の下地作りに充ててはいかがだろうか。この原稿のタイトルが何となく気になって、読んでいただいたことにも意味があるに違いない。鈴木さんは、こんなこともおっしゃっている。

 

そして、ひょっとしたらその一つを、あなたはすでに受け取っているはずです。本屋さんにたくさん並んだ中から、この本に出会っていただいたこと自体、あなたが幸せになるために受け取った「サイン」なのですから――

『いいことが起こりだす幸運のサインの見つけ方』より引用

 

 

サインの効果は、もう現れている気がする。今年は良い年に、いや、さらに良い年にしましょう。

 

【著書紹介】

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いいことが起こりだす幸運のサインの見つけ方

著者:鈴木香月
出版社:学研プラス

日々色々な出来事(サイン)に出会っている。様々な決断に迫られた時、幸運を掴むためには、そこに隠れている「真実のメッセージ」を読み解く知識や智恵が必要になる。女性が幸せになるサインを敏感に見抜き、活用する方法をわかりやすく説いた1冊。

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