中国メディア・今日頭条は1日、日本のケンタッキー・フライドチキン(KFC)がこのほど、電車などの公共交通機関で持ち帰るための「匂いのしないフライドチキン」を開発したことを紹介する記事を掲載した。
記事は「日本の地下鉄駅構内にあるKFCの売店では、多くの乗客が匂いで他人に迷惑を掛けるのを恐れてフライドチキンの購入を敬遠することに着目し、この問題を解決するために匂いを封じ込めた地下鉄限定のフライドチキンを開発した」と紹介している。
そして、このような売店ではチキンが1ピース250円の値段で2ピース、4ピースなどのパックで売られているほか、ツイスターやコーンサラダ、ビスケットなども一緒に販売されていると説明。「商品はプラスチックのパックに入っているが、確かに何の匂いもしない」とし、家などに持ち帰って電子レンジで加熱することであの独特の匂いが開放され、店内で食べるのと同じフライドチキンの味を楽しめると伝えた。
記事を呼んだ中国のネットユーザーは「これは人に優しい。値段が高いと思ったけど、日本人の所得水準を考えれば中国よりマシだ」、「いいアイデアだ」との賞賛が寄せられる一方、「これって冷めてるだけじゃないのか」、「フライドチキンの匂いをさせながら持って帰るのが良い」との意見もあった。
また、公共の場での食べ物の匂いに悩まされた経験談として「今日、映画を見に行ったら前の席の女性がおでんを食べていた・・・」と語るユーザーもいた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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