たまに見かけるネット用語を、勝手に知ったかぶりで解説する「ねっと用語知ったかぶり」。今回は「○○警察」をご紹介します。

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●【○○警察(まるまる-けいさつ】

 ○○警察とは、創作物の表現について、経験者やその物事を歴史的に知っている人がいろいろと細かく指摘することを、取り締まりを行う警察に例えて表現した言葉です。よくあるパターンとしては、「実際とは持ち方が違う」とか、「立っている姿勢の描き方があり得ないのでおかしい」など。ネット上では、一時期「艦これ」アニメの弓道表現に対して「それは事実と異なる」と指摘した「弓道警察」が話題になりましたが、他にもファンタジーの世界にじゃがいもが出てくるのはおかしいと指摘する「じゃがいも警察」など、さまざまなジャンルの警察が存在しています。得てして細かい表現について指摘することが多く、それがきつい言い方になってしまう傾向があるせいか、めんどくさいのが絡んできたと思われることもあるようです。

 ニュアンスは少し違いますが、「○○警察」という言い方が出てきたのは、2013年の「東方警察」からではないかと言われています。このときは「東方Project」から「艦隊これくしょん」に乗り換えた同人作家をあぶり出す動きを指していましたが(実際にそのような動きがあったわけではなく、現在はネタ説が濃厚)、ここから転じて徐々に現在の用法へと変化していったようです。

 事実と異なることを指摘するだけならばいいのですが、言い方がきつくなったり、細かく指摘をし過ぎると逆に敬遠されてしまいます。何事も極端になりすぎると人が離れていくこともありますので、指摘はほどほどに。

●使用例

例:あのアニメ、弓の持ち方が違うって早速弓道警察が現れてすげーめんどくさかったよ。

例:「じゃがいもって新大陸原産なのに中世ファンタジーに出てきたらおかしいだろ」「うわじゃがいも警察が来た!」

○○警察