仏Renault、日産自動車、三菱自動車の連合(アライアンス)は1月9日、自動運転技術などを開発する企業に投資するベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ」(Alliance Ventures)を設立すると発表した。今後5年間で最大10億ドル(約1120億円)を投資する計画。

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 出資比率は、Renaultと日産自動車がそれぞれ40%、三菱自動車が20%。初年度は、クルマの電動化、自動運転システム、コネクティビティ(ネットにつながるクルマ)、AIなどを開発する新興企業や、技術起業家が参加するオープンイノベーションのパートナーシップに最大2億ドルを投資するという。「新興企業に投資し、財務リターンを確保しながら(連合3社に)新技術や新ビジネスを取り入れる」(日産自動車)

 まず、電気自動車(EV)向け次世代電池として期待される「全固体電池」の素材を開発する米Ionic Materialsに投資する。

 連合3社は、2022年までに年間販売台数1400万台以上、売上高2400億ドル(約27兆円)の達成を見込む。またEVの共用部品を活用し、100%EVを12車種投入する他、40車種への自動運転技術搭載、無人運転車両による配車サービス事業への参画なども目指している。今回のベンチャーキャピタル設立は「目標達成を支えるもの」(日産自動車)と説明している。

連合(アライアンス)会長のカルロス・ゴーン氏