皆さん、こんにちは。

建築家「アルヴァ・アアルト」の名前を知らなくても、

フィンランドの家具メーカー・artek(アルテック)の家具を見たことがある方は多いと思います。

アルヴァ・アアルトとその妻アイノ・アアルトはそのアルテックの創業メンバーなのです。

 

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■北欧デザインの巨匠「建築家アルヴァ・アアルト」は意外に身近な存在?

今回はアアルト夫妻の自邸を訪れてみました。

自邸はアルヴァ・アアルトがアイノ・アアルトと共に設計したもので、

ヘルシンキ郊外ムンッキニエミにあります。

建築が完成した1936年、ご自邸周辺には手つかずの自然が残っていました。

巨匠の家ということで豪邸を予想していたのですが、

坂を登って目の前に現れたアアルト自邸は、こじんまりとしたシンプルなお家!

アルヴァ・アアルトは1925年にこう書いていました。

「建築における唯一の正しい目標は、自然に建てるということだ。やり過ぎてはいけない」

その言葉を体現したようなアアルト自邸。

余分なものがないデザインは普遍的で、現代の私達から見ても魅力的に映ります。

(写真はアルヴァ・アアルトがデザインしたアルテックの椅子「スツール60」)

 

■1階のアトリエは広々としたナチュラルな空間

エントランスの玄関ドアを開けて室内に入ると、右側に事務室があります。

アアルトの設計事務所の受付だった場所です。

事務室の中の階段を数段登ると、アトリエがあります。

アトリエに入って左側に、農家を思わせるようなジュート(麻)の壁。

ジュート(麻)を用いることで室内に自然を取り入れているのですね。

私達のお家でも、自然素材の壁紙を用いることにより、ナチュラルな雰囲気を演出することが出来ますよ。


アトリエは2層の吹き抜けになっています。

2階に広い窓があり室内に光を取り入れることが出来ます。

また1階は腰高の窓が2窓だけ。

窓の前の席がアルヴァ・アアルトの席でした。

壁には抽象画が飾られています。

これらは、アルヴァ・アアルトが趣味で描いていたものなのです。

自分で描いた絵が飾ってあるなんて、ぬくもりを感じられて良いですね。

自作の絵画や陶器、家族の写真など、なにか自分に関わるものを部屋に飾れば、

オリジナルな空間が出来上がりますよ。

 

■書斎の秘密の扉って?

1階のアトリエの階段を登って、1階と2階の間の中2階にアルヴァ・アアルトの小さな書斎があります。

こちらは図書室として、商談室として、またプランを練るための部屋として使われていました。

仕事に集中したいときには、入り口のカーテンを閉めればプライバシーを保つことが出来ます。

ところで、木製の小さなハシゴが気になりませんか?

実はハシゴの上に隠し扉があるのです。

アルヴァ・アアルトは苦手な人が来ると、

なんと隠し扉を開けて2階のルーフテラスに隠れていたのですよ!

隠し扉だなんてユニークなアイディアですね。

今回は、アアルト夫妻とスタッフが仕事をするためのパブリックな空間を中心にお伝えしました。

次回は、アアルトの家族が生活するためのプライベートな空間を中心にご紹介致します。

【アアルト自邸】

■住所 Riihitie 20, Helsinki, Finland

■電話番号 +358 9 481 350

■営業時間

冬(12月〜1月)火~金/13時 土/13時、14時、15時  (定休日:月曜)

春(2月〜4月)

秋(10月〜11月)火~日//13時、 14時、 15時、  (定休日:月曜)

夏(5月〜9月)火~日/13時、 14時、15時、16時(定休日:月曜)

8月 月〜日/13時、14時、 15時、16時、17時(定休日なし)

■ガイド付きツアーに参加する必要があります。表記の時間は集合時刻になります。

2018年度の開館予定の記載がホームページにはありません。

祝祭日などの予定は直接お問い合わせください。

■料金 大人/18ユーロ 学生・シニア/9ユーロ

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