アンリツは、Huawei Technologies(以下、Huawei)が開発しているLTE-Advanced ProチップセットKirin970と、シグナリングテスタMD8430Aによる共同検証を実施し、1.2Gbpsの通信速度でKirin970の評価に成功したことを発表した。

LTE-Advanced Proは、ダウンリンク(基地局から端末へのデータダウンロード)で1Gbps以上の高速・大容量通信を実現する移動通信システム。次世代の移動通信システムである5Gへのスムーズな移行につながるものとして、世界各国の通信キャリアで導入に向けた取り組みが加速している。

こうした市場動向を捉え、HuaweiはLTE-Advanced Proに対応したチップセットとして、Kirin 970の開発を進めている。アンリツは従来よりHuaweiのパートナーとして、チップセットや端末開発をサポートしている。LTE-Advanced Proにおいても、Kirin 970とアンリツのシグナリングテスタ MD8430Aを組み合わせた接続検証を実施し、ダウンリンクにおける通信速度1.2Gbpsで、Kirin970の評価が可能であることを実証した。

Huaweiは引き続きMD8430Aを使用し、Kirin970の商用化を進めていくという。一方、アンリツは今後もLTE-Advanced Proサービスの早期普及に寄与する計測ソリューションを提供し、5Gシステムへの移行に貢献するとしている。
(早川厚志)

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