1月12日スタートの法医学ドラマアンナチュラル』(TBS系)に出演する窪田正孝。彼が演じるのは、石原さとみ扮する法医解剖医・ミコトの下で記録員として働く26歳の医大生・六郎。演出をメインで手掛けるのは、窪田にとっては大きな出世作のひとつとも言えるドラマ『Nのために』(同系)でもタッグを組んでいた塚原あゆ子だ。久しぶりに演出を受けた手応えは?新たな世界を続々と開拓中な窪田オフの顔にも迫った。

ドラマ『Nのために』チーム再び!劇中に登場する自身が選んだバイク秘話も!!

――初の法医学ドラマですが、最初に題材を聞いたときは身構える部分がありましたか?
窪田 前から医学ものをやってみたいとは思っていたので、台本をいただいた時は少し構えました。でも実際はアルバイト役なので直接ご遺体に触れることはなく、その場にいるだけのほうが多くはあったんですけど(笑)。あと医学に触れること以上に大きかったのは、スタッフさんがドラマ『Nのために』(TBS系)と同じチームだったということ。またみなさんとご一緒できるのが嬉しかったですし、演出の塚原あゆ子)さんは本当に細かい繊細な動きを付けてくださる方なので、委ねる気持ちでご導いただけたら、という気持ちで現場に入りました。

――演じる六郎はすぐに掴めましたか?
窪田 六郎視聴者線を担う部分もあるので、同じシーンの中でも主観客観の切り替えをたくさん行わないといけないんです。それが最初はなかなか掴めなくて難しかったですね。あと言葉ではなく行動や仕、表情で出していかなければいけない部分も多くて。「この先にこういうことがあるから、ちょっとそこは抑えておいてください」と言われて考えてしまうことがありました。

――これまでの撮影の中で一番大変だったシーンは?
窪田 寒い時期のバイクのふたり乗りは意外と地味キーンと体に来るものがありましたね(笑)解剖医のフル装備も大変でした。手袋が2重だし、眼鏡の上からゴーグルのようなものを付けて、頭にもキャップを被って。撮影が始まった9月はまだ暑い時期でもあったので、しばらく慣れなかったです。

――その劇中のバイク選びでは窪田さんもアイディアを出されたとか。
窪田 そうなんです!「六郎の色はどんな感じですか?」と聞かれて、色などのベーシックな色も補にあったんですけど、六郎イメージはちょっとっぽいかなと思ったので、その色を選ばせていただきました。素敵なバイクなので、く乗っている姿を見ていただきたいですね。

――映画東京喰種トーキョーグール』で共演した特急小笠原さんともまた一緒ですね。
窪田 共演シーン自体は少なかったんですけど、「今、本当にお芝居を楽しんでいる」と本人が言っていたので、それはとてもいいことだなぁと。年末に特急ライヴにも行けたんです。今までDVDでは観たことがあったんですけど、彼たちの本ステージを生で観るのは初めてで。本当に実のあるチームだと思いますし、たくさんパワーをもらいました。


■初のひとりカラオケストレス発散!今後、追求していきたいものとは!?

――死因をどこまでも追求するUDIチームのように、窪田さんが今、追求していきたいものと言えば?
窪田 今回、解剖のお話をやらせてもらったことで、人間のツボというか、どこを押したら体にいいのか?ということが少し気になるようになりました。人間の構造を実際に知らないといけないということで、みんなでヨガなどをやってみたりもしまして。その中で、自立神経や背がどれだけ大事かなどを教えていただきました。“腎”という体の中枢をる部分があって、それを良くするともっと体のエネルギーが出て来るらしいんです。ツボ足の裏にあるということで、たまにグリグリ!っと押しています(笑)。あとキャストのみなさんも詳しい方ばかりでいろいろお話を聞いたんですけど、体がこらない人って、中に溜まっていくタイプらしいです。自分がまさにこりがわからないタイプだったので、じゃあその中に溜まったものはどうやって取り出すのかな?とか、そういうのをちょっと知りたいなと思いました。

――これまでそういうマッサージ系には、ほとんど興味を持たれていなかったですよね?
窪田 全くでしたね(笑)。この間なんて、初めて鍼治療にも行ってみたんです。診てもらったら、意外と体がんでいると言われました。ザクザク針を刺されたんですけど、これまで感じていた不調がなくなって、その即効性に驚きました。

――ほかにも最近、自分のために行っていることは?
窪田 そうですね…ちょっと前に、仕事前にひとりでカラオケ店に行って、3時間くらい歌ってから現場に入りました(笑)。そのときはほぼ全部、RADWIMPSでしたね。25曲くらいをひたすら(笑)。生まれて初めてひとりカラオケというものをしたんですけど、いいものなんですね。ひとりだからも聴いていないし、邪魔もされないし。店の中に入っていく時の勇気若干必要でしたけど(笑)。時間があるときにもう一回行ってみたいです。

――新しい分野の楽しみをどんどん見つけていらっしゃるんですね。
窪田 この現場では最年少なんですけど、先輩方とお仕事をさせてもらう中で本当に自分がどれだけ子供なのかを考えさせられましたし、知らないこともいっぱいあって。前は興味がないものはシャットダウンしてしまうタイプだったんですけど、それじゃいけないなと思ったんです。もっといろんなものに興味を持って、知る楽しみを増やしていきたいなと思っています。

文/松木智恵

【インタビュー】窪田正孝「いろんなものに興味を持って知る楽しみを増やしていきたい」最年少の現場が新たな一歩を踏み出すキッカケに