中国では愛国心から日系車を排斥するよう呼びかける動きが一部で存在しているが、実際には街中で非常に多くの日系車を見かける。中国メディアの今日頭条は8日、中国の自動車市場で日系車が支持されている理由を考察し、一部の世論に反して日系車が受け入れられているのはなぜなのかを論じている。

 日本の3大自動車メーカーであるトヨタ、ホンダ、日産の中国における2017年の新車販売台数はそれぞれ100万台を優に超えている。しかも、販売台数の伸びは中国市場の伸びを大きく上回った。記事は、日系車が中国で支持されるのはなぜなのかと疑問を投げかけ、「中国人は国産支持を主張するにもかかわらず、なぜ日系車はこれだけ売れるのか」と論じた。

 この疑問に対する答えはやはり「質が非常に高く、故障が少ないこと」だとしたほか、デザインについても「際立った特色がないことが特色」であると指摘。それによって自家用車として非常に幅広い消費者に選ばれていると強調した。

 また、ホンダは「エンジン性能の高さを支持する非常に熱烈なファン」がいるほか、日産については「座り心地の良いシートや広い車内空間」など、中国人消費者のツボを押さえたクルマ作りが支持されているとし、国産支持を主張する中国人も「安い買い物ではない車は非常に現実的かつ離席的な選択」をしていることを伝えた。

 これに対して中国のネットユーザーからは「高額な日系車を購入すれば税金をたくさん払うことになる。これも愛国だろう」という言い訳や、「今は中国車を買うお金がないから、当面の間は日系車に乗ろうと思う」という声が寄せられていた。中国車は日系車より安価であることが一般的であり、「中国車を買うお金がない」というのは「中国車は壊れやすく、燃費も日系車に劣るため維持費がかかる」ということを揶揄(やゆ)したコメントと思われる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
日系車を買うことも「愛国」 中国車を支持しない中国ネットユーザーの回答は・・・=中国メディア