「少女☆歌劇 レヴュースタァライト ―The LIVE―」#1 revivalが1月6日から8日まで東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演された。本作は、ミュージカル×アニメの新感覚エンターテインメントプロジェクト第1弾の再演。1部は“スタァ”を目指す9人の“舞台少女”の物語を描くミュージカル、2部は舞台少女たちによるライブというステージは好評を博し、昨年9月の初演からわずか4か月での再演となった。演出は児玉明子、脚本は三浦 香。

名門音楽学校を舞台に、そこで学ぶ舞台少女の夢を追う姿を描いた本作。メインキャストの9人はアニメ版(2018年夏・放送開始予定)と同じメンバーが演じる。W主演を務めるのは、ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」でセーラーマーキュリーを演じた小山百代(愛城華恋役)と、抜群の歌唱力を持つ声優・三森すずこ(神楽ひかり役)。そのほか声優、俳優とさまざまなジャンルで活躍する面子が揃い、迫力のアクションや歌、ダンス、ライブをリアルで繰り広げた。

今作は、華恋とひかりの再会を描くストーリー。幼いころ、歌とダンスのレヴュー「スタァライト」に心を奪われ「いつか必ずふたりであの舞台に立とうね!」と約束し合うもはなればなれになったふたりが、華恋の通う“俳優育成科”にひかりが転校してきたことで、運命が動き始める。ひかりの態度に戸惑う華恋と、ライバルが増え動揺するクラスメイト達。そんな中、突然不可思議なオーディションが開催され、“トップスタァ”の座をかけたバトルロイヤルが始まる――。

“舞台に立ちたい”“トップスタァになりたい”という少女たちの夢、その育成学校で巻き起こる出来事を描く本作。椎名へきる演じる学年主任で学校OGでもある走駝紗羽による厳しい教えは、舞台ファンにとっても興味深いもの。観客は、キャラクターたちと共に舞台に立つうえで必要なものをひとつひとつ知ることになり、そこで教えられるものが今まさに舞台上で見えるものと重なる構造が面白い。今作では劇中で何度も“キラめき”というものが問われたが、その中で俳優たちが舞台上で歌い、踊り、激しいアクションを繰り広げながらリアルに放つ“キラめき”を体感できるのが、ミュージカル版ならではの魅力のひとつだろう。

新曲『スタァライトシアター』を含む全7曲が披露された2部では、9人全員で歌う曲からユニット曲まで、“少女歌劇”ならではの美しさ、愛らしさ、華やかさが満載。細部までこだわられた衣裳にもぜひ注目したい。この日の公演のBlu-rayは6月27日(水)に発売される。

10月には新作公演の開催が決定。また、同公演より誕生した9人組ユニット、スタァライト九九組の1stライブが6月23日(土)に東京・オリンパスホール八王子で開催される。

取材・文:中川實穂
「少女☆歌劇 レヴュースタァライト ―The LIVE―」#1 revival より