PFUは1月11日、業務用イメージスキャナの「fiシリーズ」を活用し、紙文書電子化業務を効率化するキャプチャリングソフトウェア「PaperStream Capture Pro(ペーパーストリームキャプチャープロ)」の販売を開始した。

同ソフトウェアは、紙文書電子化作業の各工程を複数人で分担できる「マルチステーション」、OCR、バーコード/二次元コード、直接入力値など最大20個までのフィールドを使ったイメージデータの多彩な仕分け機能やシステム連携など「fiシリーズ」標準添付の「PaperStream Capture」の機能を強化し、ユーザーの業務効率化や働き方改革の推進を支援するという。

主な特徴として「チームの作業を支援するマルチステーション」「紙文書の再スキャンを不要とする画質補正(ASC)機能」「業務効率を向上させる仕分け機能とシステム連携」「過去のイメージデータ資産の有効活用(オプション)」の4点を挙げている。

マルチステーションでは、紙文書電子化の各工程(スキャン、画像チェック、インデックス)を1人で行うことも複数人で分担することもでき、オペレーターの負荷軽減につながるばかりでなく、作業時間や場所に制約がある場合や、業務全体のスキルを持たないオペレーターでも、作業チームに参加することができるため、ワークスタイルの変革やダイバーシティの推進をサポートするという。

また、作業管理者はバッチ管理機能により、業務の進捗状況の確認や、担当の再割り当てなどを行うことが可能なほか、業務改善のため業務全体の生産効率や各工程の作業時間などの基礎データを収集できる。シングルステーションはスキャン~保存までのすべての作業工程を1人で実施し、マルチステーションでは作業工程ごとに担当者を分けることができ、ワークシェア、オペレーターの負担軽減を実現するとしている。

ASC機能は、イメージデータの画質に問題があった際にも元の紙文書を再度スキャンすることなく画質の調整を行うことができるため、スキャンと画像チェックの担当者が異なる場合や作業場所が離れている場合にもスムーズに業務を進めることができるという。

仕分け機能とシステム連携については、OCR、バーコード/二次元コード、直接入力値など最大20個までのフィールドを使ったイメージデータの多彩な仕分け機能を利用できることに加え、各フィールドは必須入力、入力値や数値範囲のチェック、データベース参照などにより正確なデータ入力できる。仕分けられたイメージデータとインデックス情報は、指定された共有フォルダーやFTPサーバなどに自動的に連携を可能としている。

さらに、連携アプリケーション開発API「PaperStream Capture Release API」を用いて、ユーザーが利用している業務システムへの連携アプリケーションを開発することもできる。これにより、イメージデータの複雑な仕分けを自動化し、業務システムへの紐付けを簡単に行うことができ、業務効率の向上を実現するという。

過去のイメージデータ資産の有効活用に関しては、他のシステムやスキャナで生成されたイメージデータに画像処理を行い、新ソフトウェアに取り込むための「PaperStream Caputure Pro Import」オプションにより、過去のイメージデータ資産の活用や、データ形式の変換が可能。

あらかじめ決められたフォルダーに格納されているイメージデータを、紙文書をスキャンする時と同じ操作性で読み込むことができ、イメージデータは仕分けやインデクシングを行った後、設定した出力先フォルダ名、ファイル名、ファイル形式で保存される。

同社では適用業種・業務として、金融、保険、医療、教育、製造などの各業種における文書管理、電子ファイリング、各種伝票処理や、BPOにおける大量紙文書の電子化などを想定しており、価格は税別で5万円~。
(岩井 健太)

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