iPhoneの組み立てを請け負うサプライヤーFoxconn(鴻海)の2017年12月における売り上げ高が、前年比で50.2%増となり、過去最高益を記録したことが分かりました。

過去最高益を記録

Foxconnの12月売り上げ高は、6,751億台湾ドル(約2兆3,630億円)となり、1~12月の通年で4.7兆台湾ドル(約16兆4,500億円)を記録しました。単月で6,000億台湾ドルを超えたのは、今回が初となります。
 
同社が勢いづいた背景には、「iPhone X特需」があると考えられています。かねてより、Foxconnは組み立てを請け負う最大のサプライヤーとして、iPhoneの生産に関わっており、Appleの動向によって業績が大きく左右される企業です。
 
そのため、12月にFoxconnが過去最高益を出した理由は、9月末のiPhone8/8 Plusと比べて、iPhone Xの発売日が11月と遅かったことによるものだと思われます。

2018年第1四半期は同じように行かず?

ただし、Foxonnがこのまま右肩上がりを続けるか、と聞かれれば、慎重な態度を示すアナリストも少なくないに違いありません。
 
iPhone Xの売り上げ台数は、2018年第1四半期において、市場関係者が当初予測していたよりも、幾分か落ち着いたものになると考えられているためです。
 
これはiPhone同士に価格差をつけることで、販売ターゲットを拡大しようというAppleの戦略が背景にあるものだと考えられますが、iPhone Xを中心に扱うFoxconnとしては手痛い打撃となりそうです。
 
 
Source:Reuters
Photo:Flickr-iphonedigital
(kihachi)

Foxconn、過去最高益を記録~「iPhone X特需」が業績後押し