ルノー・日産自動車・三菱自動車アライアンスは2018年1月9 日、オープンイノベーションを支援する企業ベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ(Alliance Ventures)」を設立し、今後5年間で最大10億ドルを投資すると発表した。

同ファンドは初年度、クルマの電動化、自動運転システム、コネクティビティ、人工知能などの新たなモビリティに焦点を当てている新興企業や、技術起業家が参加するオープンイノベーションのパートナーシップを対象に最大2億ドルを投資する予定となっている。

ルノー、日産自動車、三菱自動車、ベンチャーキャピタルファンドを設立し、5年間で最大10億ドルを投資 カルロス・ゴーン氏

アライアンスの会長兼CEO カルロス ゴーン氏
「このオープンイノベーションに対する取り組みにより、我々はアライアンスのグローバルなスケールメリットを生かしながら、新興企業や技術起業家に投資し、協業することが可能となります。このファンドはまさにアライアンスの核である協働の精神と起業家のマインドセットを反映したものです」

Alliance Ventures は新興企業に投資することにより、財務リターンを確保しながら、新技術や新ビジネスをアライアンスに取り入れることが可能となる。また、新規事業の立ち上げにおけるあらゆる段階で戦略的な投資を行ない、新たな自動車関連起業家の輩出や新規のパートナーシップを創出しくことも可能となる。Alliance Ventures の最初の投資先は、コバルトフリーの全固体電池素材を開発する米国企業のIonic Materials社。同社はマサチューセッツ州を拠点に、自動車および多様な用途に使われる高密度エネルギーバッテリーの性能およびコスト競争力向上を可能とする固体高分子電解質を開発している。

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