1月10日放送の情報番組「あさイチ」(NHK)にて、同局の有働由美子アナウンサーが、週刊誌記者に自宅を張り込みされていると告白。「近所に嫌われるのでやめていただきたいと思います」と語った。これを受けてキャスターのV6・井ノ原快彦は「来んじゃねえよ家まで!本当に!」と怒りの声をあげ、直後に「本当にすみません」と謝罪するという一幕もあった。

 同番組で長年ペアを組んでいる井ノ原が、有働アナに加勢したいと思うのは当然のこと。それゆえ井ノ原の発言には理解を示す視聴者も多かったが、有働アナの発言に対しては多くの疑問の声があがっている。

「有働アナには以前から、NHKアナなのに芸能人ぶっているとの批判が少なくありません。今回にしても、公共の電波を使って張り込みを批判するのはもちろん、自らが張り込みされていると表明すること自体、NHKの職員として不適切ではないかとの意見が寄せられているようです。そもそもNHKアナは放送法で規定された特殊法人の職員であり、視聴者が負担する受信料から給与を得ているのですから、そういう立場の人が私的な悩みをテレビで言うべきではないと思う視聴者がいても無理はないでしょう」(テレビ誌ライター)

 ただ女子アナは、雇用形態こそ会社員や職員であるものの、職務上は芸能人代わりに使われているとの指摘もある。有働アナも日本中に顔と名前をさらされているわけで、張り込み被害を訴えたくなる気持ちもわからなくはない。

「彼女が民放の女子アナだったら、今回の発言に関しても批判は少なかったかもしれません。しかし特殊法人のNHKは、より公共性が求められます。今回、井ノ原がすぐに謝罪したのも、NHKではキャスターが声を荒らげることが許されない風潮があるからでしょう。だから有働アナも番組内ではなく、たとえばNHKの番組情報誌『ステラ』で張り込みについて明かすといった方法があったのではないでしょうか」(同・テレビ誌ライター)

 NHKでは登坂淳一アナが退局するとのニュースも伝わっており、3月いっぱいで「あさイチ」を卒業するという有働アナもしばらくは取材攻勢にさらされそうだ。

(白根麻子)

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