核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議を履行するため、海上自衛隊の護衛艦や哨戒機が昨年12月から日本海や朝鮮半島西側の黄海で、外国船から北朝鮮船舶への石油などの移し替えがないか警戒監視活動に当たっていることが13日、政府関係者への取材で分かった。

 米政府は昨年11月に北朝鮮船舶が制裁決議に違反する船舶間の積み替えを行っていると指摘。積み替えの様子を撮影した写真を公表するなどしており、日米が連携して制裁逃れを阻止するのが目的だ。米側の要請に基づくもので、不審な船舶の動向について海自が撮影し、米海軍に情報を提供する。

 東シナ海などを常時警戒監視しているP3C哨戒機が不審船を発見した場合、護衛艦を現場に派遣する。政府関係者は「監視活動を顕示することで北朝鮮への石油製品の密輸を抑止することにつながる」としている。 

〔写真説明〕海上自衛隊のP3C哨戒機(海自ホームページより)

海上自衛隊のP3C哨戒機(海自ホームページより)