時間を遡る“リピート”を通じて10ヵ月前の過去に戻り、未来を変えようと奮闘する人々を描くドラマ『リピート ~運命を変える10か月~』(読売テレビ系)。乾くるみの同名小説を原作とする、先が読めない注目のサスペンスミステリーだ。今回は、主人公の図書館司書・篠崎鮎美を演じる女優・貫地谷しほりが、本作の見どころや自分の役どころ、時間を巻き戻してやり直したいエピソードなどについて語ってくれた。

【写真】貫地谷しほり『リピート ~運命を変える10か月~』インタビューフォト集

 「原作も読んだ」という貫地谷は、同ドラマに関して「10ヵ月前に戻って人生を切り拓いていき、キャラクター自身が時間を重ねて変わっていきます。原作には出ていないオリジナルキャラクターも出てきますし、毎回『えー!』ということが起こります。先が分からない面白さは、視聴者の皆さんと同じように感じています」と解説する。

 鮎美以外にリピートを体験する7人を演じるのは本郷奏多、ゴリ(ガレッジセール)、清水圭、福田転球、猪野広樹、手塚理美、安達祐実。「皆さんを見ていたら、“何とも言えず、濃い~人たちだな”と思いました(笑)。清水圭さんがパッと顔を振るだけのシーンを見ても“あ、この人、絶対怪しい…”みたいな思いにさせられます。濃いメンツですね」。

 撮影当初から「皆さん、面白さの片鱗がちょいちょい出ていました」と笑いつつ、注目している人物の一人が本郷。「興味深い人物なのでそこを紐解いていきたいですし、観察していきたいです。今日ちょっと話しただけでも“相当変人だな…”と思いました。彼、番宣でバラエティ番組とかに出たりすると『どんどん自分が変な人みたいになっていく』っておっしゃっていたから『へ~』って色んな話を聞いていたら、やっぱり変な人だったんですよ(笑)。これはなるべくしてなってるんだな、と思いました」。

 そんな個性豊かなキャストが揃う中、自身は「薄~く薄くいきたいです…」と笑う。「最初は、目立たなくていいと思っています。地味な女の子がどう変わっていくのか。それとも変わらないのか。そこらへんが演じていく上で私自身楽しみです」と語った。では、現時点での鮎美に対する思いは?

 「『私は私自身でしかない』と思っているので、私という物体を通してどう出てくるのか、ということを常々意識しています。だから演じる役の共感ポイントとかをあまり考えないようにしているんです。今まで演じてきた役と似たような部分がありながらも、鮎美を体験していくことで新しいものが出てくるのでは、と期待しています」。

 また、作中のリピートのように、もし10ヵ月前に戻れたらやりたいことは「ダイエット」。「2017年は、4月に舞台が多くて地方によく行ったんですよ。そこで土地の美味しいものを食べないわけにはいかず…。『腹八分目!』っていうのを意識して食べたいです(笑)」。

 もう一つやり直したい失敗は、2017年11月末にシンガポールで行った記者会見。「最初英語で喋ったんですけど、あまり得意じゃないから、とにかく早く終わらせようと思ったんでしょうね。めっちゃ早口で喋ったんです。そしたらクスクス…って笑いが起きて、スゴく恥ずかしかったです。何なら中学生に戻って英語をやり直したいですね」と白い歯をこぼしていた。(取材・文・写真:桜井恒二)

 ドラマ『リピート ~運命を変える10か月~』は、読売テレビ系にて毎週木曜23時59分放送。
『リピート ~運命を変える10か月~』貫地谷しほりインタビュー クランクイン!