■オジンオズボーンオジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会

『宇宙戦隊キュウレンジャー』もいよいよ終盤に差し掛かってまいりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

2017年の暮れに、酉年にちなんで鳥にまつわる特撮キャラを紹介させていただきましたが、戌年の2018年は早々にやってしまいます、犬にまつわる特撮キャラの紹介。

思い返してみると、狼モチーフはたくさんいるんですが、犬モチーフは意外と少ないことに驚きました。

まずは、もちろん『特捜戦隊デカレンジャー』からドギー・クルーガー。参謀的キャラでいうと『獣電戦隊キョウリュウジャー』のトリンと共に、好きなキャラクターの上位に入ってきます。

13話「ハイヌーン・ドッグファイト」にて、早々にまさかのデカマスターに変身。

専用武器・ディーソードベガを使った百人斬りはスーパー戦隊史に残る名シーンで、その圧倒的な強さとドギーの声優・稲田徹さんのセクシーロートーンボイスが相まって、いまだに根強いファンがいるキャラクターとなっています。

また「デカレンジャー」にはマーフィーK9というロボット警察犬も登場し、デカレンジャーのサポート役として活躍します。さらに、変形して“ディーバズーカ”という必殺武器に早変わり。デカレンジャーにとって、なくてはならない存在でした。

それと同じくらい特撮ファンに愛されてるといっても過言ではないのが、『電子戦隊デンジマン』に登場し、メンバーをひとり、いや1匹で集めたデンジ犬・アイシーでしょう。

一見ただの犬に見えるアイシーは、実は超科学力を結集させたロボット犬。

先ほども挙げましたが、デンジマンのメンバーの選出からデンジタイガーの操縦、最終的には敵にやられて動かなくなってしまったデンジマンの巨大ロボ・ダイデンジンの回路になり、地球のピンチを救うなど、ただの参謀キャラという枠には収まらない活躍を見せます。

アイシーと似た活躍をした犬と言えばもう一匹。超人機メタルダーをサポートした、スプリンガーというロボット犬がいました。

アイシーよりはフランクにしゃべり、メタルダーのピンチには果敢に敵に飛びかかり、メタルダーが傷つけば修理もおまかせ。

しかし戌年の今年に僕が最も推したい犬キャラはこの人、相川麻里です。

これでピンときた人はかなりの特撮通。

この名前出せばわかる人が増えるでしょうか。

相川純一。

そうです、『超獣戦隊ライブマン』のグリーンサイです。

追加戦士として加わったグリーンサイこと相川純一と、ブラックバイソンこと矢野鉄也。

この二人の兄ちゃん、姉ちゃんは第1話に登場してまして、ライブマンのライブスーツのプロトタイプを着用することに成功したシーンがあります。

その胸のところを見てみると、兄ちゃんこと矢野卓二の胸にはツバメが。そして、姉ちゃんこと相川麻里の胸にはしっかりと犬のマークが施されてるんです。

第1話で人間を裏切ったケンプに、二人とも殺されてしまいますがもし殺されなければブラックスワロー、グリーンドッグとしてライブマンになっていたかもしれないのです。

その二人の無念を戌年の今年、そして『超獣戦隊ライブマン』30周年の2018年に思い返してみるのはいかがでしょうか。

あっ、ゴーオンブラックとガンパードもおった。

その辺はまたの機会に。

(文:オジンオズボーン・篠宮暁)

【オジンオズボーン・篠宮暁の“特撮”向上委員会】
第35回:2017年の仮面ライダー取材を振り返る!「パワーレンジャー」から「平ジェネFINAL」まで
第34回:篠宮暁が選ぶ「スーパー戦隊」のベスト・オブ・クリスマス回とは?
第33回:2017年にちなんだヒーローたち!鳥モチーフの戦士を何人言える?

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