毎年アメリカ・ラスベガスで開催されている世界最大の家電の展示会「International Consumer Electrics Show(CES)」。

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数年前から自動車業界でも話題になっていて、自動運転やAIが取り上げられるようになってからは特に存在感を強めています。

ちなみに「CES」は、プレスコンファレンスだけの日が1日。2018年1月9〜12日が公開日。出展社は4000社。約20000件以上の新製品が展示されるという。しかも一般公開ではなく、業界関係者それなのに期間中には世界中から約20万人もの人が訪れるというのですから、恐るべし家電の力。

日本の自動車メーカーやサプライヤーも多数出展しており、中でも今回、注目を集めたのは「トヨタ」。

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昨年10月の東京モーターショーではプレスコンファレンスに登壇しなかった豊田章男社長が登場し、電動化、コネクティッド、自動運転に対応する次世代電気自動車「e-パレットコンセプト」を発表。さらに新たなモビリティサービスを提供するためにアライアンスを組んだのが「アマゾン」「Didi Chuxing」「ピザハット」「Uber 」そして「マツダ」。

マツダのロータリーエンジンでの発電機が搭載されるというのもトピックですが、マツダに関してはCES会期中、米アラバマ州にトヨタと合弁の新工場建設も発表していました。

しかし驚いたのは、マツダを除いて海外の新しい交通スタイルの新しい企業ばかり。ここにトヨタの強い危機感と、チャレンジが伺えます。トヨタのプレスコンファレンス内でこの5社が発表されたとき、会場からどよめきが起きたのは、そんなことをだれもが感じたからではないでしょうか。

そして「CES」。噂には聞いていましたが、想像を遥かに超える規模と出展社の数に度肝を抜かれました。

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開催会場は、メインの会場のほかに、大きな会場が2か所の合計3か所。まずはプレスデー前日に一日がかりで行われるプレスコンファレンス。昨年起きた銃乱射事件の舞台としてあまりに有名になったホテル「マンダレイ・ベイ・ホテル」のコンベンションセンターで、敷地面積は93000平方メートルは、まるで迷路のよう。

しかもプレスコンファレンスはいくつもの企業の時間が重なるため、自分でスケジュールを組まねばなりません。ちなみに私は1か所見つけられないコンファレンス会場がありました。

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さらに「ソニー」はメイン会場であるLVCC(ラスベガス・コンベンションセンター)で夕方にプレゼンテーション。ソニーは有機EL BRAVIAなどを発表しましたが、最も人気を集めていたのは海外初披露となる「aibo(アイボ)」。

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ちなみにLVCCの敷地面積は30万平方メートル。建物外にも「グーグル」や「Here」、ギター少年には堪らない「ギブソン」のテント。さらに自動運転を体験できる試乗コーナーなどもあり、今回は「日立オートモーティブ」と「クラリオン」の共同ブースで進化型バレーパーキング「パークbyメモリー」などを体験。

個人的に気になったのは、「テキサス・インスツルメント(TI)」社のヘッドライト用DLPテクノロジー。明るさを確保しつつ、ADASとDLPの技術で映像を解析し、人の顔にだけ光が当たらにないように、眩しくない技術はTI社だけのシステムとのこと。

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3つ目の会場は、ホテル「ベネチアン」と隣接する「サンズ・エクスポ コンベンションセンター」。ベネチアンの客室は、お客様との商談用やVIPルームとして活用されている様子。また、コンベンションセンターでは、「CES 2018 イノベーションアワーズ」を受賞した商品が展示されています。自動車では「日産リーフ」が展示されていました。またほかのホールでは、ベンチャー企業がズラリ。

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さらに驚いたのは会場外にも出展企業があるということ。「BOSE」はダウンタウンにブースを構えていましたが、CESのパンフレットにも掲載されていないし、まったく違う場所で開催。招待された人だけがBOSEの「クリアボイス」を体験できるのです。

つまりこの期間中、ラスベガス中がお祭り騒ぎ。

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ちなみに今回、目についたのはスマートホームと「Hey Google」。走っている電車にも「Hey Google」。会場のポスターも「Hey Google」。

巷では音声認識技術合戦、スマートスピーカー合戦と言われ、「アマゾン」の「Alexa」、マイクロの「Cortana」、アップルの「Siri」などがあり、その中でもアマゾンの「Alexa」がリードしているようですが、日本人的にはグーグルの「Hey Google」のほうが言いやすいし実際伸びているとか。

企業などの提携話を見るとアマゾン有利のような気がしますが、しかし会場の温度感を見ると「Hey Google」がさらに伸びそうな気がしたのは私だけでしょうか?

今回丸4日歩き回りましたが、おそらく見逃したもの多数。CESの勢いはまだまだ続きそう。そして私は来年もCES取材に来たいな。

(吉田由美)

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世界最大のラスベガスCESは『Hey!Google』ジャック!?(http://clicccar.com/2018/01/14/550144/)