名古屋市内で開かれた第11回朝日杯将棋オープン戦でトップ棋士の1人、佐藤天彦名人(29)を破った中学生棋士、藤井聡太四段(15)は終局後、約580人のファンが詰め掛けた会場の大盤解説会に登場し、「名人に勝てたことは自信になりました」と率直に喜びを語った。佐藤名人は「(藤井四段の)中終盤での指し手が的確で、最後まで縮まらなかった」と振り返った。

 目標でもあったという佐藤名人との対戦。藤井四段は「思い切りよく指して、それが奏功したかなと思う」と話した。佐藤名人は「将棋界に現れたスター。同じ棋士として指すのが非常に楽しみ」と、藤井四段の強さに敬意を表した。

 準決勝の相手は羽生善治2冠。藤井四段は「将棋を始めた頃から憧れの存在で、対戦できるのは本当にうれしい。全力を尽くして良い将棋を見せたい」と意気込みを語った。 

〔写真説明〕地元の愛知県で行われた朝日杯将棋オープン戦で佐藤天彦名人(右)に勝利し、記者の質問に答える藤井聡太四段=14日午後、名古屋市東区

〔写真説明〕地元の愛知県で行われた朝日杯将棋オープン戦で佐藤天彦名人(左)に勝利し、報道陣らを前に感想戦で対局を振り返る藤井聡太四段=14日午後、名古屋市東区

地元の愛知県で行われた朝日杯将棋オープン戦で佐藤天彦名人(右)に勝利し、記者の質問に答える藤井聡太四段=14日午後、名古屋市東区