1月22日は「ジャズの日」。JAZZの“JA”がJanuary(1月)の先頭2文字、“ZZ”が「22」に似ていることに由来しており、東京都内の老舗ジャズクラブオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001年から実施しています。

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アニメ!アニメ!ではこの記念日にちなみ、主題歌だけでなく劇伴に至るまでジャズがふんだんに使われている作品をご紹介! クールでお洒落な雰囲気に浸れる「ジャズアニメ」として5タイトルをピックアプしました。

・『カウボーイビバップ』
「位相差空間ゲート」によって短時間で惑星間を航行できるようになった未来の宇宙を舞台に、惑星間飛行船「ビバップ号」で宇宙を飛び回るスパイク・スピーゲルら“カウボーイ(=賞金稼ぎ)”たちの活躍を描く。
「ビバップ(=ジャズの一形態)」というタイトルどおり、ジャズをはじめとする多彩なジャンルの音楽を楽しめることも特徴で、特にOP主題歌「Tank!」は人気が高い。この「Tank!」やED主題歌、さらに劇伴のほとんど全てを菅野よう子が作曲し、サントラ第一弾は第13回(1999年)日本ゴールドディスク大賞において「アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

・『機動戦士ガンダム サンダーボルト』
太田垣康男によるマンガを原作に、一年戦争の末期、「サンダーボルト宙域」の奪還を目指す地球連邦軍側の「ムーア同胞団」と、それに相対するジオン軍側の「リビング・デッド師団」による激戦を描く。
ストーリーと音楽が濃厚に結びついており、日本のジャズの最先端を行く鬼才・菊地成孔によって“全編JAZZりまくり”の作品。主要人物のうちイオ・フレミングはフリー・ジャズ、ダリル・ローレンツはポップスのラブソングが好きという設定があり、それに則した2タイプの曲が盛り上げる。

・『坂道のアポロン』
原作は小玉ユキによる同名マンガ。長崎県に転校してきた高校1年生・西見薫が、クラスメイトになった川渕千太郎との出会いをきっかけにジャズに没頭。ピアノとドラムによるセッションで千太郎との絆を深めつつ、彼の幼馴染・迎律子への恋心も膨らませていく。
“僕たちの間には、いつもJAZZが流れていた。”と謳っているだけに、劇中にはジャズの香りが満載。菅野よう子のトータルプロデュースにより、「Moanin'」や「My Favorite Things」といった往年の名曲、そして書き下ろし楽曲の数々が、松永貴志や石若駿ら気鋭の若手ジャズマンによって熱演されている。

・『バーテンダー』
お酒のエキスパート・城アラキ原案のマンガを原作に、フランス帰りのバーテンダー・佐々倉溜によるバー「イーデンホール R&T」を訪れる人々のエピソードが展開。カクテルに関する豊富な知識とともに、溜が差し出す“神のグラス”から人間ドラマが広がっていく。
劇伴はOPテーマ「バーテンダー」とEDテーマ「始まりのヒト」の両曲を歌唱した女性デュオ“ナチュラル ハイ”の大嶽香子が担当。Barという場所で繰り広げられる人間模様が、ピアノとリズムによるジャズをベーシックに、時にストリングスやブラスを交えて表情豊かに彩られている。

・『バッカーノ!』
原作は成田良悟によるライトノベルシリーズ。禁酒法時代のニューヨークを舞台に、泥棒カップルやマフィア、強盗、錬金術師といった裏社会に生きる人々が、「不死の酒」をめぐる「baccano(=イタリア語で“バカ騒ぎ”)」を繰り広げていく。
音楽ではParadise LunchによるブラスロックのOPテーマ「Gun’s & Roses」も心地よいが、『デュラララ!!』や『夏目友人帳』などでも劇伴を手掛けるピアニスト・吉森信によるBGMも出色の出来栄え。時に騒々しく時にしとやかなJAZZ&BLUESが、終わらない宴に華を添える。【ほかの画像を見る】『カウボーイビバップ』(C)サンライズ
『カウボーイビバップ』(C)サンライズ