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2月8日放送に放送されたフジテレビの朝の情報番組『とくダネ!』で、84歳の現役冒険家である三浦雄一郎氏を《故・三浦雄一郎》と表示するというミスがあり、番組MCの小倉智昭が謝罪した。

この日の番組では平昌五輪に向け『あの解説者がみどころ解説』と題し、元スキーモーグル日本代表の三浦豪太氏が紹介された。その際に、父親である三浦雄一郎氏と一緒に写っている写真を使用し、《故・三浦雄一郎》というテロップを出してしまっていた。

「フジテレビの上層部は怒りに満ちており『もうあの番組はやめてしまえ!』という雰囲気が漂っています。三浦雄一郎氏がご存命なのは当然で、思い込みだとしてもひどすぎます。あまりにも単純なミスだと思います」(テレビ雑誌ライター)

ミスについては小倉も「もういいかげんにしてくれ。この番組は“裏取り”が中途半端なんだよな」とこぼしていたという。

これだけにとどまらず、さらにとくダネの災い”は続く。同日、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が東京都内で記者会見を行い、『とくダネ!』が昨年放送した2つの特集を「放送倫理違反があった」と判断したのだ。

 

ミス連発の「とくダネ!」が打ち切りの危機

違う人物を「容疑者扱い」

「審議対象となったのは、2017年7月27日放送の『医療PJ《さい帯血医療》“医学博士”が“ヤミ医療”に関与か』と、同年8月28日放送の『父親は元京都府知事エリート府議を美人妻が“DV告訴”』というふたつの特集です。ヤミ医療事件では逮捕された容疑者と全く別の男性の映像をインタビューも含めて放送し、DV告訴では放送した時点では書類送検されていなかった京都府議会議員について『書類送検された』などと放送していました。いずれも謝罪しています。委員会は昨年10月、刑事事件の容疑者の映像と処分内容という、第一義的な情報について間違いが続いたことは大問題だとしていました」(放送ジャーナリスト)

検証委員の川端和治委員長は「先入観を持たずに、基本をきちんと守ることをもっと意識していただきたい」と苦言を呈し、一方でフジテレビは「重大に受け止めて真摯に対応し、再発防止に務める」とコメントした。

「とくダネはもう長くやっていて、リサーチがおざなりになっていたという指摘もあります。BPOはそれらのシステムについて厳しく追究していくのではないでしょうか。一説によると上層部は『打ち切りにするいい機会だ。経費もかかる番組だし』と囁いているそうです」(前出・ライター)

低迷する視聴率から考えても、番組終了は“即断レベル”かもしれない。

 

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