恋愛研究家の六波羅ナオトです。

今回の恋愛メソッドはいつもとは趣向を変えて、実在するとある1人の女性について語ってみたいと思います。なぜ、その女性について語るのかについてですが、筆者が考える「女性のダメなところ」を凝縮したような人物だからです。非常に極端な例ではりあますが、皆さんが1つでも身に覚えがあれば、ちょっと立ち止まって自分の言動を省みて欲しいと思った次第です。最初にお断りしておきますが、その女性は言動や思考に問題がありますが、メンタルに支障があるといった類いではなく、そういう兆候も見当たりません。一般的な社会生活を営んでおりますし、普段はいたって普通の女性です。賛否両論あるとは思いますが、心して読んで頂けると幸いです。

ヒロインはどこにでもいそうな普通の女性

その女性はA子さん、30代後半で結婚歴なしの独身。営業職として大手メーカーやITベンチャーなどを渡り歩き、キャリアウーマンとして仕事をこなしています。同世代の男性と同等の収入があるため、都内のマンションに独り暮らしをしており、現代を生きる自立した女性といった立ち振る舞いです。

ルックスは、痩せ型でスタイルが良く、決して美女ではありませんが、男性ウケしそうな顔立ちをしています。そしてなにより、アラフォーとは思えないほど若く見えます。愛想が良く人付き合いも得意なので周囲の人とは、表向きにはうまくコミュニケーションをとっていて友達や知人も多いほう。

と、ここまでで「どこにでもいる普通の女性ではなく恵まれているのでは?」という感想があるかもしれませんが、同世代の派手めな女性やイケイケの美女にまじると、全く目立たないと言った感じで、その大人しめの雰囲気が「どこにでもいる」と感じさせるのかもしれません。

しかし恋愛となると、彼女の隠れた一面があらわに……

A子さんを端から見ると、仕事も順風満帆でルックスも上々、不満などあるようには見えません。しかし、A子さんの根底には「私が不幸なのは誰かのせい」「常に被害者は自分」といった思考があり、その矛先は男性や他のカップルに向けられるのです。

こんなエピソードがありました。

A子さんには30代前半の頃に、数年付き合った彼氏がいました。当時は幸せそうでしたが、ある時を境に2人でいるところを見かけなくなりました。どうも別れたらしいという噂が流れ始めたので、たまたまA子さんと会ったタイミングで少しだけ事情を聞いてみることに。「あたし浮気されたんです!」と強めの口調で筆者に訴えかけます。何度、連絡を下さいといっても音信不通で、いつの間にか他に女性ができたとのこと。ここまで聞くと、よくある男性の浮気による別れのように聞こえますが、事情は少し違うようでした。

筆者はその彼氏とも面識があり、それとなく話を聞いてみたところ、A子さんとのことを打ち明けてくれました。A子さんは日常的に「予定があわずあえないのはアナタのせい」「デートが盛り上がらないのはアナタのせい」など、何かと彼氏のせいにしていたとのこと。それでもなんとか付き合いを続けていましたが、ある時期に彼氏の仕事が多忙を極め、精神的に追い詰められている局面でも、A子さんは彼氏を責め立てたそうです。彼氏としては、とても返答する気になれず、残り少ない気力を振り絞ってなんとか仕事をクリアすることだけを考えたそうです。仕事を終えた頃には、彼氏は病院に行くほど心身共にボロボロに。

お互いに連絡しない状況が半年ほど続き、彼氏としてはA子さんとの関係は終わったものと考えていたようです。彼氏には、仕事に忙殺されたこととA子さんに責め立てられたことでボロボロになったときに、支え続けてくれた女性がいたそうです。その女性とは特に恋愛関係というわけではないのですが、過酷な状況の中、自分を責め続けるA子さんとは好対照で、女神にすら見えたと吐露していました。

彼氏のコンディションが回復した頃には、その女性とはごく自然に恋愛関係になっていたそうです。このことをA子さんが知ることになり、「浮気された」「アイツはヒドイ男」「私は被害者」と吹聴するようになりました。

このエピソードで筆者が思うのは、彼氏はA子さんに対して明確に別れを告げなかったという落ち度はあります。しかし、彼氏の中ではA子さんという彼女がいる上で、別の女性と恋愛関係になったわけではなく、A子さんとは終わった上で、新しい恋愛が生まれたと考えていること。つまりは、「浮気している」という自覚や悪意は1ミリたりともなかったこと。

一方、A子さんはというと、自分が彼氏に対して何をしたのかを一切省みていません。彼氏の置かれている状況など考慮せず、自分の気持ちを優先し責め立てるだけ。半年間、連絡がなかったからといって「別れたつもりはない」というのがA子さんの主張ですが、その背景に何があったかは考慮せず、さらには「背景があること」すら気づいていません。仮にA子さんが主張するように、彼氏の浮気が真実だったとして、そんな浮気をするような男を選んでしまった自分への自省は一片もないのでしょうか。誰かのせいにするよりも、自分の言動や判断を省みて、次につなげる方が余程建設的に思えます。

その上で、「私は彼氏に浮気をされた悲劇のヒロイン」と、一方的に誰かのせいにしないと気が済まないという気性を物語りました。

「私は悪くないもん」というスタンスは、大人の女性としては如何なものかと……。

ここまでは、単なる痴話喧嘩に思えますが、このエピソードは序章にしかすぎなかったのです。A子さんは、このあとまだまだ大暴れします。〜その2〜へ続きます。

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