関ジャニ∞の錦戸亮 が13日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『羊の木』大ヒット御礼舞台あいさつに来場、観客と一緒に映画を観るというサプライズ演出を行った。この日は、木村文乃、吉田大八監督も登壇した。

 第18回文化庁メディア芸術祭優秀賞(マンガ部門)に輝いた山上たつひこ原作、いがらしみきお作画による問題作を、アレンジを加えて実写映画化したヒューマン・サスペンス。

 本作が、“たび重なる衝撃の展開がある映画”であることにちなみ、この日はいくつかのサプライズ演出を実施。まずは観客へのサプライズとして、観客と一緒にこっそりと映画を鑑賞していた錦戸。上映終了後、客席からステージに登壇したところ、そのことを知らされていなかった客席は騒然。錦戸は「ここまで大きなスクリーンで観たことがなかったので良かったです。こうやってお客さんがたくさん入ってくれるのはうれしいし、(上映が)長く続けばいいなと思います」とあいさつ。一方の木村、吉田監督にとっては「大ヒット御礼舞台あいさつ」というものが初めての経験だったそうで、それぞれに感激の表情を見せていた。

 続いて吉田監督には、原作の山上、いがらしからサプライズメッセージが。まず山上が、原作漫画における山上といがらしのコラボに続き、映像化において吉田監督がそのコラボに加わったことについて「私といがらしさんと吉田監督、三つのフィルターを物語がくぐるたびに新しい世界が生まれる。活字から映像ではなく、間に漫画という表現方式が入っているところが、この映画のミソだと思います。リレー競技のアンカーを務めていただいた吉田大八監督の走力と想像力に心からの敬意をささげます」と感謝の思いが届けられた。

 一方、いがらしの手紙には、原作を読んだ吉田監督が「この作品をちゃんと映画にできるのは自分しかいない」と自負していたというエピソードを引用し、「(それはいがらし自身も、山上の)この原作をちゃんと漫画化できるのは自分しかいない、と思った気持ちと一緒だと思い、幸運に思った」という趣旨の思いがつづられていた。

 その手紙を受け取った吉田監督は、「山上先生といがらし先生の作品は、小中学校のときに熱狂的に読んでいたし、ものすごく影響を受けています。お二人から温かい言葉をいただいて、受け止めきれません」と感激した様子だった。

 そんなサプライズ続きの舞台あいさつの最後にコメントを求められた錦戸は、「私事ですが、ちょうど前回、映画に出たのが4年前。日本中がオリンピックで盛り上がっている時でした。今も平昌オリンピックが盛り上がっておりますが、(自分の映画出演が)冬季限定であるという理由はありません。ちょうど2年後にもオリンピックはあることですし。それまで鍛錬して、すてきな映画を届けられるよう精進したいと思います」と次なる映画出演に向けての決意を述べた。(取材・文:壬生智裕)

映画『羊の木』は全国公開中

錦戸亮、次の映画出演は2年後…?