日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、CISPR 25 Class5 オートモーティブEMC規格の要件に適合する広入力電圧範囲の同期整流降圧型DC/DCレギュレータとして、「LM73605」(出力電流5A)、「LM73606」(同6A)、「LM76002」(同2.5A)、「LM76003」(同3.5A)の4製品を発表した。

入力電圧範囲は、LM73605/6が3.5V~36V、LM76002/3が3.5V~60Vで、いずれも、出力スイッチング周波数がプログラマブルで、AM放送周波数帯の上または下に設定できることから、AM放送帯よりも上に設定した場合、AM放送への混信妨害を防止すると同時に、出力フィルタのサイズとコストを削減することができるほか、AM放送よりも下に設定して、変換効率を最適化することもできるという。

さらに、独自の小型ウェッタブル・フランクQFNパッケージにより、7.1℃/W(ΨJB)と低い熱特性パラメータを提供するほか、信頼性の向上ならびにはんだ付け後の目視検査も可能にすることができるため、製造工程の簡素化を図ることも可能になるという。

また、入力電圧12V、出力電圧5V、500kHzのスイッチング動作時に最大92%の全負荷効率を提供するほか、スタンバイ時電流は15μAとなっており、軽負荷時の効率を向上させることも可能だという。

なお、各製品は、4mm×6mmの30ピンWQFNパッケージですでに提供されており、スモールリール形態、1000個受注時の単価(参考価格)は、LM73605/6が2.93ドル、LM76002/3が2.88ドルとなっている。

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