パワースポットとしても名高い宮崎県の高千穂。多くの観光客が訪れるこの地から福岡に移転した人気店が、その名の通り「タカチホキッチン」(福岡市中央区)だ。もともと高千穂で営業していた時も、福岡からの客が多かったという同店は、6年前に移転して以来、福岡の人々からもすっかりされている。

【写真を見る】肉厚感がたまらない「高千穂牛メンチカツ」(360円)

■ 本場のチキン南蛮はひと味もふた味も違う!

なんと言っても自慢は本場の味を堪できる「チキン南蛮」。福岡で食べるチキン南蛮と言えば、甘ダレをかけるイメージが強いが、宮崎チキン南蛮は“甘ダレでしっかり煮込む”のが流。

同店のチキン南蛮は、料理店を営んでいた両親の代から30年以上継ぎ足し続ける秘伝のタレに、野菜や果実、スパイスを入れて5、6時間煮込んだ特製ダレを使用。じっくりと煮込まれたは柔らかく、甘が中までしっかり染み込んでいる。「チキン南蛮定食」(880円)は、ムネモモミックス(ムネモモ)の3種類の部位から、好きな組み合わせを選べるのもうれしい。

季節によっては、野菜果物スパイスの配分を変えるので、はさっぱりとしているなど、その時に一番おいしいチキン南蛮を食べることができる。

さらに、「第9回全共進会」で和日本一にも選ばれた高千穂100%使った「高千穂メンチカツ」(360円)もぜひ食べたいひと品。サクッとした食感と、溢れる汁、ボリューム感がたまらない。宮崎の精店で作るオリジナルメニューとだけあって、そのクオリティには「さすが」のひと言。「高千穂メンチカツチキン南蛮定食(ムネプラス50円モモに変更可)」(1200円)もあり、チキン南蛮と一緒に食べたい人にオススメだ。

店を切り盛りしているのは、代表の鐘友紀さんと、代表兼シェフ太郎さん。地元・宮崎パワースポットを教えてくれたりと、気さくな人柄に惹かれ、常連になる人も多そう。その他、宮崎県産の「ゆずごしょう」や「タカチホキッチンプロデュースの「てぬぐい」なども販売。宮崎の今の情報を得ることもできる。

場所は、オシャレな店が建ち並ぶ院。福岡にいながらにして宮崎の味を堪できるだけでなく、宮崎を身近に感じることができる一軒にぜひ訪れてほしい。

タカチホキッチン福岡県福岡市中央区院1-14-27 1F / 092-725-6495 / 月曜土曜11:3021:00(LO20:30)、日曜11:3016:00 / 不定休

九州ウォーカー編集部/取材・文=安藤エリカ、撮影=田広一(パンフィールド)】(九州ウォーカー安藤エリカ

ジューシーかつ繊細な味わい「チキン南蛮定食 Cミックス(ムネ肉・モモ肉)」(880円)