米Twitter社が2017年の第4四半期決算を発表し、2013年の上場以来初めて黒字化したことがわかった。ネットでは安堵と不満の声が上がっている。

資料によると売上高は7億3200万ドルで、前年同月比で2%上昇し、9100万ドルの純利益となった。月間アクティブユーザーは3億3000万人、うち米国内では6900万人から6800万人へ減少に転じている。広告の売上高は1%増の6億4400万ドルとなった。

「ロイター通信」によれば、売上高は国外で17%増となり、特に日本での売上高は1億600万ドルと34%の増収となり際立っているという。これは「中国の輸出業者が国外で積極的に広告活動を展開した」ためではないかと分析している。

上場以来初の黒字化にTwitterでは、

“今まで黒字じゃないのによくやっていたと思う”
“Twitterにそよ風ながら勝利の風が吹き始めたな。 ”
“え、すごい。ずっと赤字だったのに。さすが僕らのTwitter。。”

と安堵する声が上がっている。一方で、

“ほんの少しでいいから広告表示の頻度減らして見やすくしてほしいな。”
“Twitterが黒字化したことでこれまで追加されてきたクソ仕様の数々に文句が言えなくなってしまって辛い。 ”
“「ユーザーから不満あった改悪は正しかったんだ、黒字化がすべてを証明している」って思われてしまって地獄が始まったらどうしよう”

と黒字化をマイナスに捉える声もあった。

「ウォール・ストリート・ジャーナル」によれば、Twitter社が黒字化によって利益を生み出したことで、かえって買い手にとって買収を正当化しやすくなるとジャーナリストが指摘している。2016年にはウォルト・ディズニーが買収に意欲を示したという報道もあった。

Twitterの「いいね」機能の不満をはじめ、動画広告表示の煩わしさなどユーザーの不満は絶えない。黒字化したことで「一安心」と言いたいところだが、これらにどう向き合っていくのか注目される。
(山中一生)

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ツイッター、第4四半期は初の黒字・1年ぶり増収 株価終値は12%高
https://jp.reuters.com/article/twitter-results-idJPKBN1FS2FC
黒字になったツイッター、その真の魅力は?
http://jp.wsj.com/articles/SB12019742775014943420704584033284075184644