内閣府が14日発表した2017年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.1%増、この成長が1年続くと仮定した年率換算で0.5%増となった。

 プラス成長は8四半期連続。バブル期の1986年4~6月期から89年1~3月期まで12期連続プラスとなって以来、約28年ぶりに長いプラス成長を続けている。

 実質GDPの増減に対する寄与度は、内需が0.1%、外需がマイナス0.03%。雇用・所得環境の改善や国内景気の回復を背景に、個人消費や設備投資といった民間部門が成長に寄与した。物価変動の影響を反映し生活実感に近い名目GDPは原油価格の上昇で前期比0.03%減、年率0.1%減だった。

 17年の実質GDPは前年比1.6%増と6年連続のプラス成長だった。名目GDPの金額は約546兆円と2年連続で過去最高を更新した。

 茂木敏充経済財政担当相は記者会見で「民需の増加に支えられた成長となった」と分析。個人消費の先行きについては「持ち直しが期待される」と語った。