中国人はもともと健康志向の強い国民性と言えるが、経済的に豊かになったことで趣味やレジャーに時間を使える人も増え、同時にマラソンやランニングを趣味とする人も増加している。マラソン愛好家にとって毎年2月に開催される「東京マラソン」は「どうしても参加したい大会」なのだという。

 中国メディアの捜狐はこのほど、東京マラソンは中国国内において「アジアで最も参加したいマラソン」と評価されていることを指摘し、中国国内でも増えているマラソン大会と、どう違うのかを考察する記事を掲載した。

 記事は、中国では2017年に計1102ものマラソン大会が開催されるなど、マラソンというスポーツ、競技が社会に根付いていることを指摘する一方、「これだけ多くの大会が開催されていても、東京マラソンを超える大会を中国で開催することは非常に困難なほど、東京マラソンはすばらしい大会だ」と主張した。

 続けて、東京マラソンは「トップ選手」にとってもすばらしい大会であるとし、その理由は「記録の出やすいコース」であることを挙げ、2017年の大会ではケニアのウィルソン・キプサング選手が日本国内最高タイムを叩き出し、世界記録に迫るタイムを出したと紹介。そのほかにも自己ベストを更新する選手が続出するなど「東京マラソンはトップ選手にとっても走りやすく、好記録を出しやすい大会」であるため、自然と世界のトップ選手が集まり、大会としてもハイレベルなものになりやすいと指摘した。

 さらに東京マラソンの素晴らしさは「運営面」にもあるとし、他国のマラソン大会であれば給水所はゴミだらけになるのが普通だが、東京マラソンはそうではないと指摘。また、これまで東京マラソンで一度も死亡者が出ていないのは、それだけ万が一に対する備えができている証拠であると指摘。参加者が安全に楽しく走ることができるのは、運営にかかわる全てのスタッフが細部にまで徹底した配慮を行っているためであるとし、こうした運営はそうそう真似のできるものではないと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
これは真似のできるものではない! 東京マラソンは「アジアで最も参加したいマラソンだ」=中国