熱い戦いが繰り広げられる平昌オリンピックをもっと楽しむため、日本人の活躍が期待される競技を中心に「ザテレビジョン」が見どころやルールを解説する。今回は、男女ともに14日に初戦を迎えるカーリングに注目!

【写真を見る】男子代表・SC軽井沢クは攻めるカーリングが持ち味!

■ 頭脳戦が勝敗を分ける"氷上のチェス"

頭脳戦が試合の行方を左右することから“氷上のチェス”とも呼ばれるカーリング。ストーンと呼ばれる円形の石を約40メートル先の円に向かって滑らせ、その配置で得点を競う。4人一組で相手チームと交互に投げ合い、数手先まで作戦を読む頭脳戦が繰り広げられる。

このカーリング日本が実は今回、激アツ! 女子は何といっても五輪入賞者を擁する強豪チームにメダルの期待がかかり、一方で着々と力をつけてきた男子が'98年長野大会以来、20年ぶりの五輪出場を果たす。男女2人一組で行う「混合ダブルス」は今大会からの新種目だ。日本代表の初戦は男女ともに14日。男子がノルウェー代表、女子がアメリカ代表との試合に臨む。

ここでカーリングのルール&用語をちょっとおさらい。直径30センチ、重さ約20キログラムの“ストーン”を1エンドごとに8投ずつ投げ合い、相手よりもハウス(ダーツの的のような同心円)の中心から近い位置に止まったストーンの個数が得点となり、相手チームは必ず0点としてカウントする。後攻が有利なため、各エンドで先攻側は「相手に1点=最小点数しか取らせない」のがセオリー。得点チームは次エンドで先攻に回り、10エンドを戦った合計得点で勝敗が決まる。

チーム構成は、戦況や氷の状態を見て作戦や指示出しを行う司令塔“スキップ”と、ストーンの前をブラシで掃いて静止位置などを調整する“スウィーパー”3人の合計4人。スウィーパーのうち、一投目を投げる人を特に“リード”と呼ぶ。

■ 女子は五輪3度目出場・本橋の経験値に期待!

カーリングは強いチームワークと連携が求められることから、選抜チームではなく各地域で活動するチームがそのまま代表として選ばれる。女子は北海道の「LS北見」が出場。スキップの藤澤五月(ふじさわさつき)を中心とした高度な戦術とスイープ力、そして、’06年トリノ、'10年バンクーバーに出場した主将・本橋麻里(もとはしまり)らの経験を武器に、'16年の世界選手権で準優勝を果たした緻密かつ華麗なカーリングで五輪史上初のメダルを打ち抜く!

男子代表は長野を拠点とする「SC軽井沢クラブ」。‘16年の世界選手権で日本男子過去最高の4位入賞を果たすなど、着々と自信をつけてきた。円内に自軍の石をためて一気に得点を狙う“超攻撃的カーリング”が持ち味だ。

LS北見、SC軽井沢クラブともに、昨年12月に行われたカーリングのワールドツアー、軽井沢国際カーリング選手権大会2017で優勝。この勢いを追い風に、平昌へと乗り込む!(ザテレビジョン)

女子代表はLS北見! 平昌オリンピック、カーリング競技の見どころを解説