ここ数日、バーチャルYouTuberの一人である「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」こと「ねこます」氏の勢いが止まらない。11日に実施したニコニコ生放送「けもみみおーこく国営公式生放送」では、累計で10万ユーザーを超える視聴者を集めた。さらに13日に発売したLINEスタンプは、ストアのランキングで1位を獲得するなど、各所で話題を振りまいている。

 

そんなLINEスタンプをきっかけに、ねこます氏が同じ13日に「童貞の女の子」という「パワーワード」(インパクトのある言葉)をTwitterで生み出して、またしても注目を集めていた。

ことの発端はTwitterに数多く寄せられた「有料のLINEスタンプを初めて買った」というファンの声だった。中には「有料LINEスタンプ童貞を捧げる」という表現もあって、そこにねこます氏が「童貞の女の子として有料スタンプ童貞を奪うのじゃ」とコメント。

 
また「買ったけど送る相手がいない」という声も多く見受けられた。これにもねこます氏が「スタンプ送る相手が居ない人同士で集まったスタンプを送るだけの部屋」と反応し、「わらわは真面目な話、童貞なので…童貞の女の子として扱ってほしいのじゃ」とポツリ。

この発言が1万以上リツイートされたことで言及する人が増えて、Twitterのトレンド入りをはたし、「パワーワードだ」「草(笑うの意味)」「何?」と事情を知らない多くの人を戸惑わせていた。

 
この「童貞の女の子」は字面だけ見ると矛盾しているが、アバターの体を自分のものと感じられるVRでは、あながち嘘とも言い切れないのが面白い。

ゴーグルをかぶって下を見れば普段とは違う体が着いていて、両手のコントローラーを動かして手も操れる。さらにバーチャル空間で目の前に鏡を置かれると、自分の顔も別物になっていることがわかる。

既存のコンテンツでいえば、PlayStation VRなどで発売された「バットマン:アーカム VR」がこの特性をうまく利用し、マスクなどをプレイヤーが自分で装備していき、最後に鏡を見ることでプレイヤーにバットマンになった実感を持たせることに成功していた。

 

 
 
渋谷の2店舗にて運用が始まっている「ハッピーおしゃれタイム」も同様で、VRゴーグルを被ってかわいい女の子になりきれる。現地では、複数人の男性グループが女児になりきって、プリクラを撮っている光景も見られるとか。

 

 
 
ねこます氏も大プッシュしているソーシャルVR「VRChat」でも、アバターは女の子だが会話すると声が男性ということも多い。そしてしばらくVRChatの世界にいると、性別が曖昧な状況があまりに自然に起こるので普通に感じてくる。ねこます氏も「VRでのコミュニケーションを突き詰めるとかわいい女の子が得」と語るように、「この世界では性別はどっちでもいいし、好きな見た目を選べばいいのだな」という感覚だ。

そんなわけで「童貞の女の子」が成立してしまうVRの世界。めちゃくちゃ面白いので、今からHTC VIVEやOculus Rift、PlayStatuion VRをゲットして遊んで見るといいかと思いますよ!

 
(TEXT by Minoru Hirota

 
 
●関連リンク
けもみみおーこく国営放送(YouTube)
けもみみおーこく国営放送(Twitter)

のじゃおじ、パワーワード「童貞の女の子」でTwitterトレンド入り LINEスタンプが発端