昨年、政府が「働き方改革」に次いで打ち出した「休み方改革」。働く日本人にとっての“正しい休み方”、そして休みを存分に謳歌する極意を、休みの達人たちに徹底取材!

◆フリーランスに学ぶ リモートワークで働きながら休む技術

 サラリーマン以上に働いた量が収入に直結するフリーランス。彼らの働き方にも、サラリーマンが参考にすべき“休み方”があるようだ。イベントプロデューサーのテリー植田さんは、毎月連続15日間は仕事の予定を入れないという。

「今の時代、ネットさえあれば世界のどこにいようがタイムラグなくやり取りできます。同じ場所、決められた時間にみんながみんな集まるのはもう非効率なんじゃないかと。それよりも、休みの間にどこかに行って、新しいモノに触れて、人脈・情報・経験を蓄えたほうが、間違いなくアウトプットの生産性・質は上がりますよね」

 最近では日本でも自宅やカフェ、旅行先などオフィス以外の場所で働く「リモートワーク」を承認する企業も増えてきている。とはいえ、それだけ休みながらどのように仕事をうまく回しているのだろうか?

「仕事を始める際は、相手とちゃんと対面してみっちり打ち合わせをします。この段階で今後の手順、ルーティンをあらかた説明して方向を固めてしまえば、あとは電話とメールだけで十分。こうした使い分けがうまくできれば、あとは場所に縛られず電話やメールに対応して働きながら休めます。40~50代の管理職こそ、ネットを駆使することで率先して休みを取るべきではないでしょうか」

― [休み方改革]で人生を10倍楽しむ方法 ―

実家が素麺の製麺所という縁から、そうめん研究家の「ソーメン二郎」としても活動する植田さん。このように仕事と休みと趣味の境界線のない働き方に年々シフトしているという