負傷者へ支払った給与総額24億円のユナイテッドが“不本意”な1位

 イングランド1部のプレミアリーグと言えば、攻守が目まぐるしく入れ替わるスピーディーな試合展開とともに、選手同士の激しい肉弾戦が魅力だ。それだけに負傷でピッチを離れる選手も決して少なくない。英紙「デイリー・メール」は、リーグ前半戦における各クラブの故障離脱者に注目し、興味深いデータを公開している。

 大きな注目は、各クラブが負傷者にどれだけのコストをかけていたか、だ。負傷者数や離脱日数が大きく影響するのはもちろんだが、選手の給与水準が高いクラブが上位に来ることは予想に難くない。

 データによれば、この金額でトップに立ったのはマンチェスター・ユナイテッド。今季前半戦だけで、負傷者へ支払った給与の総額は1580万ポンド(約24億円)に上るという。高年俸の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチやベルギー代表MFマルアン・フェライニの離脱期間が長かったことが数値を一気に引き上げた要因のようだ。

 ユナイテッドを筆頭に、プレミア全20クラブが負傷者に支払っていたコストの合計を見ると、衝撃の1億3420万ポンド(約200億円)に及ぶという。テレビ放映権料の高騰で選手の給与水準が年々上がっているプレミアリーグだからこそのバブリーな数字がはじき出された。

 また、選手の負傷離脱の回数が最も多かったのはウェストハムで41回だった。アーセナル(36回)、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとリバプール(ともに27回)、ボーンマス(25回)などが続いた。逆に、最も少なかったのは昇格組のブライトンで14回。ニューカッスル(15回)、サウサンプトンとマンチェスター・シティ(16回)が怪我の少ないクラブトップ3となった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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