15日にキャンプイン、カブス移籍のダルとは「投げ会えたら嬉しい」

 ドジャースは13日(日本時間14日)にバッテリー組の集合日を迎え、前田健太投手もアリゾナ州グレンデールのキャンプ施設を訪れた。ブルペンに入り、31球を投じて14日(同15日)のキャンプインに備えた右腕。練習後には、同地区のパドレスに加入した牧田和久投手(前西武)からホームランを狙うことを宣言した。

 メジャー3年目のシーズンへ向けて、順調に調整を続ける前田。ブルペンでの31球について「まだまだ細かいことは気にしていないので、投球フォームをマウンドで確認しながら」と振り返り、「あとは思い出していけるように投げていくだけです」と話した。

 この日、昨年7月から約4か月だけチームメートだったダルビッシュ有投手のカブス入団会見が行われた。「対戦する機会はありますし、同じリーグなのでいつかは投げ合えたりとかできたら嬉しいなと思いますけど」。2歳年上の先輩との対戦を望むが、より頻繁に対戦するのは同地区の選手たち。前田は「牧田さんと平野さんが同じ地区になったので、それは凄く嬉しいですし、対戦する機会も多いと思うので、日本人の選手が増えたのはうれしい」と話す。

 そして、「打者・前田」との対戦を牧田が望んでいることを伝えられると、正面から受け止めた。

「牧田さんはジャパンでも何回も一緒になってますし、決まった時にメールのやりとりもしたので。名前を挙げてもらったので、一発しっかりぶち込みたいなと思います。カーブを投げると言ってたから、カーブ狙おう、ずっと(笑)。無理だと思うけどね。でも、対戦できたら、打つ打たないに関係なく、その瞬間を楽しみたいと思います」

昨年のPOでは救援で快投、今季は「先発で1年間ローテーション守って世界一」

 また、日本人ではもちろん、同じロサンゼルスを本拠地とするエンゼルスに加入した大谷への注目度が抜群に高い。それも刺激に変える。

「すごく楽しみですね。日本人として、二刀流として活躍してほしいし、日本人の夢だと思う。対戦もあるのですごく楽しみです。メディアの方もたくさんあちらに行くと思うので、少しでも来てもらえるように頑張ります」

 昨年のプレーオフではリリーフとして圧巻の投球を見せ、発見もあった。

「去年、色々と失敗したこととか課題が見つかったので、しっかり生かしていけるように。中継ぎも経験しましたけど、実際に先発で生かすには先発で投げて試しくしかない。去年と同じ失敗を繰り返さないようにオープン戦からやっていければ」

 ロバーツ監督は今季、前田を先発として起用してくことを明言している。「先発で1年間ローテーション守って、とにかくワールドチャンピオンになりたいという思いが年々強くなっているので、ワールドチャンピオンになれるようにチームに貢献できたらいいですね」。期待に応え、今季こそ頂点に立つ。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

キャンプ施設を訪れたドジャース・前田健太【写真:盆子原浩二】