相手のしいタックルや接触プレーに苦戦 清武が昂する場面も…

 セレッソ大阪は14日、AFCチャンピオンズリーグACL)初戦で済州ユナテッド韓国)と対戦。敵地で相手のラフなプレーに苦しみながらも、MF水沼宏太の劇的決勝弾で1-0と勝利し、勝ち点3を手にした。

 C大阪は開始1分、右サイドバックのDF松田陸足の裏を向けたラフなタックルを受ける波乱のスタート。次第にボール支配率を高めていくが、局面では深く入り込む相手のタックルに苦しみ、ベンチからユンジョンファン監督抗議を上げる場面も少なくなかった。

 そのなかで最大のチャンスは前半21分、相手DFのクリアミスをつき、MF水沼宏太が前に出ていたGKの上を越えるシュートを狙ったが、ゴールを捉えられなかった。

 続く同32分には、中戦で遅れて入った相手に地面に落とされる結果になったMF清武弘嗣昂し、厳しい肉弾戦の様相を呈した。逆にその7分後には、清武が相手に手を掛けて倒したところで済州の選手たちが怒りをあらわにし、小競り合いにも発展しかけた。このプレーで清武と、競り合った済州のMFパク・ジンポの両者にはイエローカードが提示された。

 後半に入っても厳しい戦いは続き、16分には低いクロスGKキム・ジンヒョンが飛び出してパンチングしたところに、アフタータックルでパク・ジンポの足が入って絶する場面もあった。しかし、審はここで2枚になるイエローカードは提示しなかった。

試合終了間際に沼が値千の決勝弾

 同21分、左サイドから切り崩したC大阪は、FW杉本健勇のパスをFW柿谷曜一朗ヒールつなぎ、3人の動きで走り込んだ清武が強な右足シュートを放ったが、ファインセーブに阻まれてしまった。

 このままスコアレスドローかと思われた試合終了間際、ゴール前に浮いたボールを途中出場のFW高木俊幸がボレーで狙うと、相手選手に当たって不規則な回転でこぼれたボールGKが確保できず。そこに走り込んだ沼が人のゴールに押し込んで、劇的な決勝ゴール。試合もC大阪が1-0で勝利した。

 同組の広州恒大(中国)とブリラムユナテッドタイ)が1-1の引き分けで終了しただけに、初戦で勝ち点3を得たC大阪グループリードしていく立場を手に入れた。

フットボールゾーンウェブ編集部文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージ写真 photo by Getty Images

C大阪、水沼の劇的決勝ゴールでACL白星発進! 済州との“波乱の肉弾戦”を制す