Formlabsは、壽屋コトブキヤ)がフィギュア商品の試作開発を的に、造形(SLA)方式3Dプリンタ「Form 2」2台を導入して活用していることを開。フィギュアの開発サイクルが加速した、注の事例として紹介しています。また、「Form 2」の採用ポイントなどもあわせて開。3Dプリンタ選びに悩んでいる方もぜひチェックしてくださいね
「Form 2」の発売元であるFormlabsはアメリカボストンに本社を置く3Dプリントシステム開発メーカードイツ日本中国に支社があり、3Dプリンソフトウェア3Dプリント用の素材も独自開発しています。

Formlabs Japan公式サイト


従来の産業用大3Dプリンタは出時間・コストなどがネック
フィギュアの開発は、“原師”と呼ばれる造形作家が、何度も試作を繰り返しながら立体像を作り上げていきます。この試作は、以前はプラスチックパテや粘土などで造形するのが一般的でしたが、近年では3Dモデリングツールを使ってコンピュータ上で3Dデータとして作り込み、3Dプリンタで出して立体物で仕上がりを確認するという手法が急速に広まっています。
壽屋では数年前からフィギュアの商品開発に3Dモデリングツールを本格的に導入し、立体の出は産業用大3DプリンタFFF(熱溶融積層)方式の3Dプリンタを使用してきたそう。しかし、産業用大3Dプリンタは精度が高いものの、出時間が長いことや材料コストが高いこと、造形表面をなめらかにするための処理に手間がかかることがネックでした。一方、FFF方式3Dプリンタは精度が低いことや造形物の表面の粗さが問題でした。そこで同社のフィギュア商品開発部門は、造形方式3Dプリンタ「Form 2」を2017年に導入しました。
「Form 2」で試作サイクルめ、クリエティブな作業に集中
同社は、「Form 2」が持つ、「導入コストが安い」「出精度が高く出速度が速い」「材料硬化脂(レジンコストが安い」「造形物の表面処理が容易」、といった特長に加え、出したいときすぐに出せる総合的な使い勝手の良さを評価。また内のフィギュア造形作家の多くが「Form 2」を活用しており、運用情報日本国内で豊富に得られることも重要なポイントだったそうです。
「Form 2」の導入で、造形作家が気軽に3Dデータを出して形を確認できるようになり、造形作家が出を待つ時間が大幅に短縮されました。1台の「Form 2」導入後、試作サイクルスピードが大きく向上し、「この3Dデータも「Form 2」で出したい」という要望が社内で増加。その結果、1カ後に2台を追加導入し、作業がさらにスピードアップしたそうです。
こちらは、Formlabsの内正規販売代理店であるYOKOITOが開している「Form 2」の字幕付き紹介動画。どのように立体物が出されるのか、流れをチェックしてみましょう。

formlabs Form2 3Dプリンター 紹介動画日本語字幕


https://youtu.be/_XNGYC8Dpos
壽屋フィギュア開発サイクルを加速したという「Form 2」採用のポイント
導入コストおよび運用コストの安さ
産業用3Dプリンタに匹敵する出精度を持ちながら、産業用3Dプリンタよりも圧倒的に低価格。造形材料コストも同様に低価格。メンテナンスなどを含めた運用コストも低い。
が速く、安定している
素材となる硬化脂(レジン)を適切に撹拌(かくはん)するワイパーや、レジンタンク内を最適な温度に保つ自動加熱式タンクによって、安定した出が可レジンの自動充填システムにより出中に手動での補充は不要。
から造形に至る使い勝手の良さ
日本語にも対応した3Dプリンソフトウェア「PreForm」は、3Dモデルを最適なプリント位置に自動配置する機や、サポート材の自動生成機などを備え、出の準備が容易。モバイル環境コンピュータから出状況をいつでも確認できる「Dashboard」も提供
造形物表面のなめらかさと加工性の高さ
高精細な学機構によって、造形物はきめ細かくなめらかな表面を持ち、造形後の処理の時間やコストが短くて済む。処理が必要な場合でも加工性に優れている。サポート材の除去も容易。
フィギュア造形における情報の豊富さ
日本フィギュア造形作家たちに広く使用されており、フィギュアの出におけるノウハウがSNSなどで共有されている。
壽屋からのコメントを紹介
壽屋の生産管理部とコンテンツ開発部の方からのコメントをお届けします。
生産管理部 原土屋知美氏
3Dプリンタで出したものを製品に使うためには、表面をきれいにするために手で磨くという工程が必ず入ります。その作業は大変で、ベテラン造形作家が磨きの作業に時間を取られてしまうのが問題でした。「Form 2」なら、サポート材が付いていた部分をヤスリで磨くだけで済みます。表面処理が必要な場合も、加工性が良いのも利点です。
コンテンツ開発部 コンテンツ開発課 主任・飯瑞生氏
「Form 2」は、日本フィギュア造形に使っている方が非常に多い。フィギュア作成に最適な3Dプリンタはどれか、という話になると「Form 2」が必ず話題に上るだけでなく、情報交換が断然やりやすい。そのような状況から、「Form 2」なら安心できると確信しました。
土屋氏と飯氏によると、フィギュアの形の確認にはグレーレジンを利用しており、ゴムタイヤのようなものを使う商品向けに柔軟性のあるフレキシブルレジンを試したり、フィギュア製造時に使う射出成形用の)を高温にも耐えるハイテンプレジンで試作したりするなど、さまざまな機レジンテスト中とのこと。また飯氏は、「いまは夢物語ですが、将来この業界では3Dプリンタで出したものがそのまま商品になる可性もあると思っています」ともっています。
ちなみにFormlabs Japanは、2018年2月18日(日)開催の「ワンダーフェスティバル2018[]」(ホール4 エリアh)でパンレット配布を予定しているとのこと。同社のTwitter@formlabsjp)で告知が行われていますので、会場に行かれる方はチェックしてみてはいかがでしょうか!


レスリリース壽屋フィギュアの試作開発にForm 2を導入」#Form2 の事例として壽屋 様の事例を発表しました。
レスリリースhttps://t.co/kEfeGjvnFc開しています。
パンレットは、3D Printing 2018(6P-17)およびワンフェスホール4 エリアh)で配布します。#wf2018w #Formlabs pic.twitter.com/DUVxaNmB7Q

— Formlabs JP (@formlabsjp) 2018年2月13日

壽屋について
壽屋1953年玩具店として東京立川市に設立。その後、全可動式のモデルキットを自社製品として発売し、モデルメーカーとしての立ち位置を確立しました。1995年にはアニメキャラを立体化し、フィギュアブームの火付け役となりました。創業から60年以上の間、雑貨からフィギュアまでさまざまなシリーズを展開し、世界販売もされており、商品の細やかさや立体技術の高さは内外問わずされています。
Formlabsについて
FormlabsはMIT Media LabCenter for Bits and Atoms出身のエンジニアデザイナーチーム2011年に設立。Formlabsは世界中のエンジニアデザイナーおよびメーカーのためにプロフェッショナル3Dプリントの業界標準を確立し、教育歯科学、医療、ジュエリー、調など、さまざまな業界でイノベーションを加速しています。Formlabsの製品には、SLA方式3Dプリンタ Form 2、SLS方式3Dプリンタ Fuse 1、3Dプリント自動化ソリューション Form Cell3DデザインのPinshapeマーケットプレイスなどがあります。Formlabsは、クラス最高の3Dプリンソフトウェアに加え、3Dプリント用にさまざまな高性素材も独自に開発しています。
関連情報

Form 2:Desktop Stereolithography(SLA)3D Printer(Formlabs)

Formlabs JP 公式Twitter

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