今6日、23時50分(日本時間7日0時50分)に台湾東部で発生したM6.4の地震によって、死者16人、負傷者280人以上という大きな被害が出ている。「かれん、ホアリェン)地震」と命名された今回の地震だが、実は台湾日本でも多くの前兆現事前の“体感”が報告されていた。しかも、それらを調べていくと、これから日本でも大地震が続く可性が十分に考えられるのだ。


■致命的ミス被害を広げた!?

 前兆現の紹介に入る前に、まずは地震の前震について振り返っておきたい。本震から先立つこと2日、4日未明に発生したM4.8を皮切りに、同日のM6.1を最大として、数十回の前震が起きていた。日本では、東日本大震災(M9.0)の2日前にM7.3の前震があり、また熊本地震(M7.3)の2日前にもM6.5の前震が起きている。このように、大規模な地震が、実はさらに大きな地震の「前震」だった事例は多いため、十分に注意しなければならないのだ。

 ところが、4日にM6.1の前震が発生した後、台湾地震測報センターは「今後より大きな地震が発生することはない」と断言してしまった。そのため、台湾の人々は恐らく多くが安心して眠りについたものと思われる。結果的に当局の予測が大きく外れたことになるが、このようなミスがなければ死傷者はもっと少なく済んだのではないかと思うと残念でならない。


■やはり…… 深海ザメが出現していた!

 さて、本題に入ろう。先上旬に台湾の南東沿台東県の合でしい深海であるワニグチツノザメ5匹が捕獲されていた。大地震の震となったから約100km離れた地点のことだが、筆者がこれまで収集してきたデータを分析した結果、この程度の距離で起きる異変は、前兆として十分に認められるという結論に至った。

 深海ザメに限らず、サメには「ロレンチーニ器官」という微弱な電流を感知する組織がある。恐らく1月ワニグチツノザメ5匹も、大地震の前に中で発生する電流に反応し、面近くまで浮上してきたものと考えられる。


日本でも前兆現が確認されていた!

 筆者が運営するFacebookグループ地震前兆・体感検証」やLINEグループで、地震の前に地震雲を見たり、何らかの異変を感じたか質問したところ、予想外に多くの人々から回答が集まった。まず、1月28日四国女性地震雲と思しき不思議なを撮影していた。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2018/02/post_15994_entry.html

 通常、このような“波状”が地震前兆である場合、が「収束する」方角が震となることが多い。そして撮影者に確認したところ、実際にが収束している写真左手台湾方向とのこと。

 次は、沖縄本島の人が8日16時半に撮影した写真。これも台湾の方向にカメラを向けたもので、おそらく余震の前兆ではないかと思われる。このように台湾での大地震前後、日本で似たようなが多く確認されていたのだ。

 また、“体感”は「異常な眠気を覚えた」とする報告がもっとも多く、しかも報告者は全員関東以西に住んでいた。次に多かった鳴り・圧は関東近畿地方から、頭痛は関東から報告があった。地震の前、地下の岩石破壊によって生じるパルス電磁波を、敏感な人々はしっかり感じ取っていたのかもしれない。

 さらに、とある中部地方の人は、で飼っているハムスター回し車に対して異常に執着し、飼いには発熱などの症状が現れたと明かしてくれた。発熱は“体感”としては稀なケースだが、これも電磁波に反応していた可性は残るだろう。

 報告を総合すると、異変は関東以西の人々から寄せられており、地域的にブレがない。やはり、台湾を大地震が襲う前兆現日本で起きていたと考えられる。


台湾の人々の“体感”と地震雲

 もちろん、台湾でも事前に“体感”したり、地震雲撃していた人々は多い。台湾の人々によるFacebookグループ地震雲研究社」に、数多くの報告が投稿されている。たとえば6日11時50分、台湾南部高雄から東北方面(県)を撮影した写真

 太い縞模様のが写っているが、これらのが向かう方向でM6.4の地震が発生したのだ。その点を考えれば、これも前兆だったといえるかもしれない。

 また、別のFacebookグループ地震災 前兆探の屋」には、鳴りをはじめとする“体感”の投稿も見られる。台湾北部・桃園在住の女性1月28日、右に強い鳴りがあると投稿していた。その女性は、2年前の2016年1月26日にも、右に強い鳴りを感じたと投稿していたが、11日後となる2016年2月6日台湾南部高雄を震とするM6.6の台湾南部地震が発生、ビル倒壊などにより死者117人、負傷者551人の被害が出た。通常、大地震の1~2週間前から“体感”をはじめとする前兆現の報告が増えることが知られている。


日本でも16日までは十分に警を!

 さて、プレート理論に則して考えるならば、今回の「地震」は沖縄プレート(旧理論ではユーラシアプレート)とフィリピンプレートの界付近が震だ。従って、現在この両プレートの動きが活発化していると考えられるため、界付近にある沖縄県や西日本太平洋側、そして関東南部でも大きな地震が続く可性を考慮しなければならない。

 実は昨年9月、当時の台湾中央気局・地震観測センター主任だった紋氏は、「2017年M4以上の顕著な有感地震が少なく、良い現ではない」と摘していた。統計では、昨年台湾で起きたM4以上の地震50回で、M5以上が15回、M6以上が1回。M4100回以上起きる例年にべ、明らかに少なかったのだ。日本でも、たとえば関東南部で有感地震の回数が減ると、大きめの地震が起きる前触れではないかと考える民間研究者たち もいる。

 加えて、先31日には「スーパーブルーブラドムーン」が観測されたが、体の位相と地震発生に関連があることは何度もお伝えしてきた通りである。以上を総合すると、せめて今16日の部分日食から1週間程度は、日本付近で大きな地震に注意した方がよいだろう。

(文=百瀬直也)


イメージ画像:「Thinkstock」より

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